書籍名~ 効く健康法~効かない健康法 著 者~ 岡田 正彦 さん・・新潟大学名誉教授~水野介護老人保健施設長 出版社~ デイスカバー21 図書館の親書コーナーで目に付いたので借りてきました。 以下の事項が <表紙に示されている>・・本当に効くのはどれ? * ふくらはぎをもむと健康になる * 体温を上げると病気にならない * 骨粗しょう症にはカルシウム剤が効く * 脂肪を燃焼させるには20分以上の運動が必要 昔から言われている健康法には、医学的に正しくとも今の時代にそぐわないものもあります。 一言でいえば、昔は<栄耀不足>が主な関心事でしたが、現代では<食べすぎ>が重要なテーマになっていることです。 小生は<エビデンス>を、理解していなかった・・ <エビデンス)とは科学的根拠に基づいて・・少なくとも次の3つの条件を満たす研究から得られたデータを指します。 1. 大勢の人間を対象にして調べた 2. 比べる相手を公平に用意した 3. 長い年月をかけて結果を見届けた <裏表紙から>・・<本書の3つの特徴> 1. 著者が読んだ膨大な医学論文の中から信頼のおける情報のみを紹介する 2. 体質によって <正しい健康法>は異なるという視点をとる 3. 過食の時代> にふさわしい健康法に重点をおく 読み終えての感想は・・ずいぶん辛い採点をする教授だな・・ たぶん豊富なデーターや経験をを解析しての結論??なので・・辛くなるようだ・・ 大半の<健康法>が・・根拠がない・・マイナス要因がある・・ * 卵は1日1個以内が適当 * 牛乳は大人にとっては脂肪分が多すぎるので大量には飲まない・・ * 消化の悪い食べ物ほど体に良い・・ 健康に関する書籍が氾濫する昨今・・<審判員>としての岡田教授の採点は参考にする価値は十分にあります。