<ベンツ・消えた伝説のサル>
7月
20日
大分市高崎山に生息した野生のニホンザル・・高崎山自然動物園の名誉ボス
貫録のある態度から高級メルセデス・ベンツに因んで<ベンツ>と名付けられた。
14年1月消息不明になり死亡判断・・推定35歳(人間でいうと100歳以上)
長寿などの象徴として<ベンツ像>が建立された。
高崎山にはA群~B群~C群の三つの集団があった・・
ベンツは最年少でB群のボスになった・・
C群の女王リズの2年間の誘惑に負けてC群に移った・・
サル社会では、前に所属していた群れでボスを務めていたサルでも、移籍先では最下位に組み込められる。
厚遇どころかボス経験者ゆえに移籍先で冷遇されたのかもしれない。
2011年2月B群のボスの座を降り・・C群に移った1990年から21年かけて再びボスの地位を射止めた。
歳相応に体は衰えつつあったのはたしかだが、誰も前兆を捉えられなかった。
尻尾をピンと上げて、ボスの威厳も示していた。
2013年9月14日を最後に寄場に姿を見せなくなった。
アメリカの経済界では年中行事ですが・・最近日本の社会でも・・<移籍~失脚>したトップが、他社で返り咲くケースが多々見られるようになった・・
小生の目標 <七転び~八起き>・・
負けてたまるか・・チャンスを掴んで這い上がる・・
雌伏の期間も・・研鑽に励むことが出来るのは・・
人間だけではなく <サル社会>にも共通すると・・教えられた。