<田んぼの世界>
7月
19日
著 者~ 宇根 豊 (うね ゆたか)さん ~ 百姓・・思想家・・農学博士
数年前までは東京駅の前でも、赤トンボが飛んでいました・・
もしカエルやトンボなどの虫や草が話すことができたら…空想ではなく、水田に暮らす生きものたちの生態が教えてくれる <田んぼ>という世界・・
NO1 <田んぼの春はいつから>
* 母子草~わたしたち春の花が咲き始めるのが春の始まりよね・・
* 馬足形~それならやっぱり四月ということね・・
* はこべ~ わたしは、三月から咲き始めるから、春の始まりは三月よ・・
* 仏座~ わたしは寒さに強いから、二月にはもう花盛りよ・・
* なずな~ ぼくは12月から咲き始めているから、春は12月に始まるんだ・・
* あざみ~ わたしは、10月に咲くこともようあるんだけどな・・
みんなは困ってしまいました。 それを聞いていた、鶯が口を開きました。
<きみたちは何も知らないなんだな。 田んぼの春は、種籾を倉から出してくるときに、始まると、お百姓たちは昔から決めているんだ>
<それはいつなの>
<正月さ>
84編にまとめられ・・分かりやすく説明されている・・
幼い子ども達に訪ねられた時に回答できるように・・改めて学び直した・・