<都立長沼公園>
4月
29日
東京都公園協会のパンフレット< 緑と水のひろば>を、いただいた。
ページをめくっていると懐かしい風景が目に飛び込んできた。
<長沼公園> 北斜面の深い雑木林・・尾根はかってのハイキングコース
<所在地> 八王子市長沼町~下柚
<交 通> 京王線 <長沼駅> 下車・徒歩5分
<開園年月日> 昭和55年6月1日
<開園面積> 362,470 ㎡
<主な植物> エゴノキ・ クヌギ・ コナラ・ コブシ・ サクラ(ヤマザクラ)・ ヤマツツジ・ カタクリ・ ヤマユリ
この公園は、高低差が100mにも及ぶ多摩丘陵の北斜面にあります。
野猿峠の尾根道にある展望園地からは、奥多摩の山々や浅川の流れる八王子市街、中央線や京王線が模型電車のように走っていく光景を見ることができます。
公園全体をおおう深い雑木林は、クヌギやコナラが中心ですが、ヤマザクラやエゴノキなど様々な木が入り混じり、早春から夏にかけて順に花が咲いてゆく変化に富んだ風景を楽しむことができます。
京王線長沼駅にでる麓と丘陵の尾根をつなぐのは、沢伝いの園路。
沢の景観は変化に富み、ときに広い谷間を作り、あるところは10m以上もの崖になっていて、山道と変わらない雰囲気をかもしだしています。
昭和44年~29歳の青年社長の小生が・・友人たちの協力を得て・・
この公園の敷地・・東側約16万平米を地上げした山林です・・
当初の計画では<500区画余>の分譲住宅用地でしたが・・東京都の許可が得られず・・残念ながら<緑地>として、東京都に買収してもらいました・・
10年後に <幻の長沼団地>は・・<長沼公園>に生まれ変わりました・・
川崎街道を車で通ったり・・電車で<長沼駅>を、通過するたびに複雑な思いが胸をよぎります。
畳1畳より・・少し小ぶりの <計画図面>は、一生の宝として保存・・時々眺めています。