コーチングセッションは「明確な」ゴールがないとダメですか?

コーチングセッションは「明確な...
こんにちは!
「働くあなたを元気にするプロコーチ」 砂村よしお、です。
 
「ゴールですか?うーむ、そうですね、難しいですね!」
 
コーチングを受けるクライアントに我々プロコーチは、必ずと言って良いほど、
 
「今日は何について話したいですか?」
 
そして
 
「セッション終了時には、どんな状態になりたいですか?」
 
と尋ねます。
 
しかしクライアント視点に立ってみると、この問いがいつもいつも機能するわけではないような気がします。
 
「難しいですね!」
 
というクライアントの返答には、様々なメッセージが含まれているように感じます。
 
「なんとなく、気分がモヤモヤしている」
「課題をたくさん抱えていて、どこから話したら良いか整理が付いていない」
「そもそも何が課題や障害なのかさえ見えていない」
 
こんな時に、今日のセッションのゴールと訊かれても、明確に言語化できる訳がありません。
 
こんな状況の時には無理してゴールを設定せずに、セッションを進めるのも有効だと思います。
 
「モヤモヤって、どういう時に感じますか?」
「課題って聞いて、最初に思い付くことは何ですか?」
「困ったな!と感じた直近の出来事は何ですか?」
 
クライアントの頭の中の「思考の池」に、石を投げ入れるような関わりをすることで、そこに留まっていたクライアントの思考が動き出す。
 
そして動き出した思考をきっかけに、クライアントの頭に次々と何かがよぎり始める。
 
そこでコーチは
 
「今、頭に浮かんだことやイメージはどういうものですか?」
 
つまりコーチには、クライアントの思考を動かす、つまり、一種の揺さぶり、のような役割もあるような気がします。
 
いかがでしょうか?
 
ではまた!
「働くあなたを元気にするプロコーチ」
砂村よしお
 

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