経営者が考えるべきは「いかに価格を上げるか?」である!

経営者が考えるべきは「いかに価...
こんにちは!
「働くあなたを元気にするプロコーチ」砂村よしお、です。
 
最近、経営者の方々とお話していて、必ず話題に上るのが
 
「値上げ」
 
今日は「本当の意味」での値上げについて考えて行きます。
 
1. 経営者が考えるべきは「いかに価格を上げるか?」
 
多くの経営者は利益を上げるために「いかに価格を下げるか」「コストを抑えるか」を考えがちです。しかし、これからの時代において重要なのは、むしろ逆です。
 
経営者が本当に考えるべきは、「どうやって価格を上げるか?」なのです。
 
そこで考えたいのは「 提供価値」。
 
企業が顧客に提供するのは、単なる製品やサービスではなく「価値」です。
 
そもそも顧客が購入してくれるのは、課題を解決したり、日常を豊かにしたりといった、何らかの「成果」を期待、獲得しているからです。
 
提供者側からの目線では、それが「提供価値」というもの。
 
一方、この「提供価値」という言葉は、抽象的で分かりづらいことも多いです。
そこで、このように表現しなおすとどうでしょうか?
 
「この製品やサービスを、もっと高く売るにはどうすればいいか?」
 
つまり、 価値を「価格」に置き換えて考えてみると分かりやすいですね!
 
つまり「価値」は見えませんが、「価格」は見えます。価格は、価値がどれだけ伝わっているかの証明書のようなもの。
 
価値が顧客に伝わっていない場合、価格を上げれば離れてしまいます。逆に、価値が明確に伝わっていれば、価格は正当に受け入れられるはずです。
 
つまり、価格を上げる努力は即ち、「価値を磨く努力」なのです。
 
 
2.値上げは「 差別化」が鍵になる
 
価格を上げるためには、他社にはない魅力、つまり「差別化」が不可欠です。
 
というのも、
* なぜ顧客は、あなたの会社を選ぶのか?
* どこに他社と違うポイントがあるのか?
* それは顧客にどう伝わっているのか?
 
こうした問いに答えることが、価格を上げるヒントになります。
 
 
3.値上げは挑戦ではなく必然
 
VUCAの時代、変わらない企業は取り残されます。顧客ニーズは進化し、それに応じた価値提供が求められます。
 
ここで気を付けたいのは、値上げは単なる価格改定ではありません。大げさに言うと
「企業の存在意義を問い直すこと」
 
さて、あなたの会社の製品やサービス。その価格、本当に今のままで良いですか?
 
今日はここまで。
「働くあなたを元気にするプロコーチ」砂村よしお
 
 
 
 
 
 
 

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