今日はたまたま機会を頂いて、久しぶりに
「コーチングクラス」の講師
を務めさせて頂きました。
受講生はある大手企業の管理職の方々。
その会社はある支社全体で
「コーチングスキル」の習得
を目指しているとのこと。
素晴らしいです!講師である私も、伝える言葉に力が入りました。
企業にお勤めの管理職ということで、以下の点に留意して講義を進めました。
講師としていつも思うことですが、
「色々な事柄を教え過ぎ!」
である、ということ。
先生や講師という人達は、自戒も含めて、サービス精神が旺盛で「教え好き」。
だから、このような仕事をしているのですが、生徒や受講生の視点に立つとどうでしょうか? 少し異なるものが見えてくるはずです。つまり、
「これだけは覚えて、実践してください!」
という伝え方です。
余りに「武器」が過多だと、実践で使えない。
従って、スキルを教える講座では、様々な事柄を教えながら「知識を広げるフェーズ」と、
「使う武器を『絞る』」フェーズ
が、必要だと感じます。
一連のコーチングクラスは、こんな感じで進みました。
1.コーチングの基本スキル
2.GROWモデル
3.陥りやすいセッションの壁と克服方法
4.自己基盤
これまでコーチングに関する色々な知識や武器を伝えてきましたが、今回は逆にこんな伝え方をしました。
なぜなら「絞るフェーズ」だと感じたからです。
コーチング・セッションを提供する上で、心がけること、気を付けることは以下の「3つ」です。
A):クライアントが「ありたい姿」を見つけるのを助ける
P):セッション環境や聴く姿勢、当てる焦点は常に「ポジティブ」
R):クライアントの持つ「リソース」を探り当てる
この「A・P・R」を常に心に留めて、セッションをするようにと伝えました。
今回受講してくださった方々の、お役に立てれば大変光栄です!
では、また次回!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお
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