4月
2日,
2022年
「桜吹雪から、ご近所づきあいが始まる」といいな!
毎年のことではあるが、桜が咲くころになるとなぜか、風が強く吹く日が多くなるような気がする。
季節の変わり目なので、気象学的には当然の事なのかもしれない。しかし散ってしまう桜を観るのはとても残念に思う。
我が家の2階のベランダから、目の前にそびえる桜の木。お向かいのお宅の桜も少しずつ、しかし着実にその花びらを落としつつある。
「桜の花びらって、結構固くて丈夫なので、ちゃんと掃き掃除をしないとダメなのよね!」
気合を入れて箒で掃く妻の言葉を、私は半ばうわの空で聞いていた。
お向かいのお宅のご主人は最近殆ど毎日、丹念に掃き掃除をしていることを、私は気が付いてはいた。
「こうやって桜を毎年鑑賞できるのも、お向かいのご主人が、桜の木のメンテナンスをしてくれているからだよね!」
と私が呟くと
「そうよね!それも無料で、観たいときはいつでも!」
と妻も応える。
私は思い付きでこう続ける。
「この界隈のご近所同士で協力して、この桜の保存会を作った方がいいんじゃないか?」
近隣との付き合いに、どちらからと言うと後ろ向きの妻が珍しく、
「それは良い方法ね!気持ち良いご近所づきあいが、少しは広がるかも?」
こんな会話をしていくうちにも、着実に桜は散って行ってしまう。このタイミングを逃してしまうと、ご近所に声掛けの機会がまた来年になってしまうかも知れない。
「いつ、それをやりますか?」という心の声が聞こえた。
ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお