10月
11日,
2021年
「いちばん優しい事業承継の本」を読み進めながら(Day7)「後継者の育成(1)」
昨日に引き続き
「いちばん優しい事業承継の本」
を読み進めて行きます。今日のテーマは
後継者の育成(1)
事業承継のもう一人の主役である次世代の「後継者」を、現経営者が決めて行く過程において、準備すること、決めるための要素、そして決めた後どのように教育していくか?
これらについて考えて行きます。
章立て
0.はじめに
1.後継者育成にむけての準備
2.承継の指名
3.後継者の教育
0.はじめに
(1)「受容すること」が何よりの第一歩。
(2)いくら息子や身内への承継であっても、別人格なので考え方や行動は現経営者とは異なるのが当り前。それを受け入れるところから始める。
(3)しかし一方、全てを後継者の意向に合わせる必要は無い。
現経営者が五感を駆使して実践してきたこと、人脈、経営ノウハウは、組織継続へ実学の集大成である。
そこには現場で培った経営哲学があり、その哲学を後継者は謙虚に学ぶ必要が大いにある。
(4)成功する事業承継を行うには
お互いに受容し、現経営者が今まで経営してきた想いと、後継者がそれを基に発展させていく想いを同じ方向に向くようにしていくこと
が肝要である。
(5)ものの見方や価値観、判断の仕方といった違いを、経営者という同じ業の中で、調整し調和させていくこと=擦り合わせこそが、事業承継である。
今日はここまで。残りは明日以降へ。
ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお