近所を乳母車を押し歩いていたら銀杏の実が歩道にたくさん落ちていました。踏んづけまいと歩くたびに異臭(私にとっては唾が少し乾燥してきた時の臭いに感じる)が鼻にツーんときました。
そこでかみさん曰く、「だれがあんな臭いものが食べ物になると発見したのかな」と聞かれ、私は「蓄膿の人」と鼻をつまみながら答えました。
本当はどうなんでしょう?
昨夜は、歓声で目を覚ましました。外から突然聞こえてきたのです。しかも、あちこちから。
耳を澄ますと、おばまーぁと言っているのが分かりました。そこでオバマの勝利宣言があったのだなと分かりました。中には銃声と思われる音も聞こえ物騒な夜でした。
かみさんの仕事の都合で毎朝5時起きなので我が家は早く就寝します。そのため、近所と異なる生活パターンなのです。
毎年、マンハッタンのダウンタウンでパレードが行われますが、なぜかこの日は暖かいのです。今日も最高気温が17度まで上がりました。
数年前、仕事後にパレードを見ようとしましたが、すでに見物客でいっぱいで通りまでたどり着けませんでした。この時気づいたのですが、最近のハロウィンって大人のイベントだということです。
かみさん曰く、最近は小さい子供が仮装して近所を歩くのは、マンハッタンでは危険とのこと。というのは、隣り近所にはどんなやつがいるのか分からないため。それで、行くときは知り合いのアパートかデリやスーパーなどの店、コミュニティーセンターになります。
娘は、かみさんの母親のところへジャコランタンのバケツを持って行って来ました。喜んでました。写真は出かける前なので手ぶらです。
以前、夏前にニューヨークの地下鉄について書きました。
今日、久々に娘をおんぶして地下鉄に乗りました。が、席がない。(実は、一席空いていたのですが、その席の隣はビア樽のようなデブだったので娘をおぶって座るスペースが足りませんでした!)そして案の定、誰も席を譲ってくれませんでした。
電車が揺れてバランスを崩れても、目の前に座っていた若いカップルは見て見ぬふりです。
寝ていた娘は大丈夫でしたが、かみさんがポツリと、「この町でよう。」と言いました。確かにこの町は小さい子供を連れて生活するには疲れます。
かみさんの了解を得て、お墓の画像を載せました。お墓の団地です。
先日、かみさんの祖母の葬式がありました。こちらで葬式に参列するのは初めてで事前にかみさんに聞いていたのですが、日本の葬式と比べてとてもカジュアルでした。
お通夜は葬儀場で行われ、棺おけはオープンで弔問者が拝むことができます。祖母の顔はきれいに化粧がしてあり生前好きだった服と帽子を着ていました。この葬儀屋は結構有名のようで新聞の記事がいくつか入り口に掲示されてありました。それによるとJFKの息子もここで化粧されたそうです。
ほとんど弔問客は普段着でした。私は一応親族の一員なので黒のスーツを着ました。祖母が81歳だったということもあってかどうか分かりませんが、しんみりした様子はなく笑って久しぶりの再会に話がはずんでいる人もいました。
葬式は祖母が60年間通っていた教会で行われ、牧師の説教や歌などがありましたが、娘はじっと座っていることは当然できないので声を出し始め、退席せざるを得ませんでした。ここでも喪服はわずかでした。
式後、墓地で埋葬されましたが、祖母のお墓は集合アパートの郵便受け(もう埋葬する土地がないそうです)のようになって、プレートをはずしお棺をいれました。その前に祖父が他界しているのでその手前にところ天のような感じで押し収められました。この時、これで二人が再会できると安堵の顔を見せている参列者が何人かいました。
文化、宗教の違いからか、私にとってはとても貴重な体験でした。
今日、ダイナー(大衆レストラン)で注文した昼食が出てくる前に、娘がぐずり始め、お菓子や水をあげても静かにならなかったので、抱っこして店をしばらく出ようとしました。
そのとき、別のウエイトレスが、娘に話しかけバナナを持ってきてくれました。
このバナナで娘は機嫌を取り直しました。
こちらでは、ウエイターたちは自分の客にしか対応しないのです。
しかし、このウエイトレスの対応で娘がおとなしくなり、更に他の客に迷惑にならずに済んだのです。このようなサービスを全く期待していなかったので、その後は楽しく食事をすることができました。かみさんは、特別にそのウエイトレスにチップを渡し店を出ました。
日本では当たり前のサービスかもしれませんが、この国では、これこそあるべきサービスだと感じました。
ニューヨーク市の犯罪は総合して現象傾向にありますが、凶悪犯罪(殺人、レイプ、強盗)は現時点で10%増加傾向にあるそうです。
そう思えば、今年はパトカーのサイレンを良く聞くなあと思ってました。昔の話になりますが、今の住まいに住み始めたある夜、だれかが外でかんしゃく球であそんでいるのかなと思っていたら、かみさんが、「あの音は銃声だよ」と平気な顔して言われて体が硬直しました。
ちなみに昨年のニューヨーク市での殺人件数は496件で、人口10万人当たり6件です。日本は同じ10万人当たりで1件ですからニューヨークは6倍も殺人が多いことになります。でも、ロスは10件、ワシントンDCは30件であることから比較するとニューヨークは安全?と言えます。
凶悪犯罪増加も景気と相関があるのかも?
今年になって増加しているそうです。理由のひとつに窓口の防犯ガラスや警備員の撤去が挙げられてます。
今年、最も多く強盗に遭っている銀行はワコビア銀行でニューヨーク市内に24支店あるうち、10支店が被害にあい、しかも強盗成功率は100%とのこと。
この銀行の強盗対策はあるのでしょうか?だから、倒産の憂き目にあっているのも納得できます。
昨夜はヤンキースタジアムでの最後の公式戦が行われました。そのために近所に住む私のアパート上空はヘリコプターが絶えず旋回し騒がしい夜でした。
かみさんの仕事上毎朝5時起きしないといけないし、18ヶ月の娘がいるので、毎日早めの就寝をしている我が家族にとって迷惑な夜でした。
連日の金融関連ニュースで、ある金融会社を解雇された元社員がサンドイッチマンになってマンハッタンの街角で仕事探しをしていることも記事になってました。この人は何ヶ月も職探しをしていまだに再就職先がないそうです。その為、アッパーイーストに住んでいた高級アパートも引き払って、家族は奥さんの実家のオマハに戻り、本人は妹のアパートで暮らし職探ししているそうです。
実は、私が昔、通ったビジネススクールにもパートタイム学生としてウオール街から来ている人がいました。彼らは学位を採るとほとんど転職し、同時に一部のクラスメイト以外は音信不通になってしまってます。上記のサンドイッチマンような境遇にあるクラスメイトもいるかもしれないことを*ちらり*思いました。
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