お葬式
10月
20日
先日、かみさんの祖母の葬式がありました。こちらで葬式に参列するのは初めてで事前にかみさんに聞いていたのですが、日本の葬式と比べてとてもカジュアルでした。
お通夜は葬儀場で行われ、棺おけはオープンで弔問者が拝むことができます。祖母の顔はきれいに化粧がしてあり生前好きだった服と帽子を着ていました。この葬儀屋は結構有名のようで新聞の記事がいくつか入り口に掲示されてありました。それによるとJFKの息子もここで化粧されたそうです。
ほとんど弔問客は普段着でした。私は一応親族の一員なので黒のスーツを着ました。祖母が81歳だったということもあってかどうか分かりませんが、しんみりした様子はなく笑って久しぶりの再会に話がはずんでいる人もいました。
葬式は祖母が60年間通っていた教会で行われ、牧師の説教や歌などがありましたが、娘はじっと座っていることは当然できないので声を出し始め、退席せざるを得ませんでした。ここでも喪服はわずかでした。
式後、墓地で埋葬されましたが、祖母のお墓は集合アパートの郵便受け(もう埋葬する土地がないそうです)のようになって、プレートをはずしお棺をいれました。その前に祖父が他界しているのでその手前にところ天のような感じで押し収められました。この時、これで二人が再会できると安堵の顔を見せている参列者が何人かいました。
文化、宗教の違いからか、私にとってはとても貴重な体験でした。
投稿日 2008-10-20 07:19
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2008-10-21 08:14
ワオ!と言っているユーザー