復刻版 ネックコルクとマウスピース のお話し
3月
19日
写真は2月27日に撮影した、庭にある梅の木です。
満開に咲いていますが、いまはほとんど花が落ちてしまいました。
夏みかんを使ったマーマレードも、あれから2回作っています。
初めは5個、2回目は8個、3回目は10個の夏みかんを使って作りましたが、量が多くなると火加減が難しいのと、時間がかかります。
ちょっと気を抜くと焦げてしまうし、量が多いと木べらで掻き回すのが大変です。
食べてもらうと評判がよくて、ヨーグルトや紅茶に入れると美味しいようです。
今週末はCPCCのメンバーにそば打ちの講師をしている方がいて、初めてのそば打ちに行ってきます。
『そばもん』というまんがも3冊買って読んでいますが、そばの道はかなり奥が深そうです。
サックスに通じるところがあるかも知れませんね。
さて、復刻版ネックコルクとマウスピース のお話しです。
これは2004年12月6日のブログを見直したものです。
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前回は3つの呼吸方法のお話しをいたしました。
結果的には全ての呼吸法を複合して行うことが良いので、いろいろと研究してみてください。
楽器を持つ前には、サックスを吹く準備のためにも呼吸を意識して行うことも必要です。
サックスを組立てながらでも良いと思いますのでやってみてください。
今日は、ネックとマウスピースについてお話ししてみたいと思います。
● ネックコルクとマウスピースの関係
マウスピースをネックに取付ける時に、コルクグリスを必ず塗ることはお話しいたしましたが皆さんちゃんと塗っていますか?
マウスピースを新しく購入したり、複数のマウスピースを使っていると気がつきますが、マウスピースによりコルクがきつかったり、緩かったりします。
これは、マウスピースの内径がマウスピースの種類によって違うからなんですね。
ネックに付いているコルクは万能ではないですし、マウスピースの内径も基準があるわけではないので同じではないのです。
新品のネックの場合、太めにコルクを巻いてあるのが普通ですし、新品のサックスを購入した場合は、使うマウスピースに合わせてコルクの太さを調整してもらってください。
新しいマウスピースを購入する時には、楽器を持っていった方が良いですね。
持っている楽器によってもマウスピースの鳴りは違う物です。
私は以前楽器を持たずに売り物のサックスを借りてとてもよく鳴るマウスピースを購入したことがありますが、自分の楽器に付けて吹いてみたら楽器屋さんで吹いたようには鳴らなかったことがあります。
同じメーカーの同じ番号のマウスピースも10本吹けば、10本とも鳴りが違いますので、自分の楽器でマウスピースを何本か吹いて一番自分に合う物を選びましょう。
選ぶ時はリガチャも最初に選んでから同じリガチャとリードで吹き比べることが大切です。
さて本題に戻しますが、購入したマウスピースがきつい場合は、ネックのコルクを調製して細くしてもらいましょう。
緩い場合や、いままで使っていたマウスピースが緩くなってしまった時はどうするか問題になります。
とくに複数のマウスピースを使いたい時も同じ問題が出てきます。
この場合は、細いマウスピースに合わせてコルクを調製してもらい、緩いマウスピースを使用する場合は、コルクに紙を巻いて合わせましょう。
あまりマウスピースを差し込む時にきつくならないように紙を巻いてください。
コルクにグリスを付けると、紙が巻きやすいし紙もめくれてきません。
紙にも厚みが色々ありますので、いろいろと試して丁度良い紙をケースに入れておくと良いと思います。
今日は、ネックコルクとマウスピースの関係についてお話しいたしました。