復刻版 お腹から息を出す方法 その2
10月
15日
これは2004年9月17日のブログを見直したものです。
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呼吸がお腹から出て、喉が開いているか確認してみましょう。
● お腹から息を出す方法 (確認方法)
では、呼吸を確認するのと一緒に、喉も開いているかやってみましょう。
息を出すときに、力を入れるからと言って、体を硬くしてはいけません。
『お腹に力を入れてしっかり出して』 と言うと、たいがいの人が喉を絞めて無理に出そうとします。
これは、音もチャンと出ないので、ダメなんですね。
喉は大きく開けるんです。 ← これはとても大切です!
では、しっかり息を吸って、実験開始です。
実験1 ストローをくわえたつもりで、ほっぺたを凹まして、おちょぼ口で【フー】と、細く強い息を出すようにしてみてください。
実験2 ほっぺたを膨らませて、風船を膨らますように、【オー】という感じで太く強い息を出してみてください。
どうですか? 実験1だと、喉に力が入って体がこわばってしまいませんか? 実験2だと、1よりも喉が開いたようにならないですか?
次に、もう少し分かりやすい方法で、やってみましょう。
左手を首を絞めるように、当ててください。 力は入れないように・・・ 入れると息ができなくなって死んじゃいます。(笑)
実験1のストローをくわえたつもりで、ほっぺたを凹まして、おちょぼ口で【フー】と、細く強い息を出すようにすると、喉が前に出ませんか? 【フッフッフッ】と短くやった方が分かりやすかな?
実験2だと喉が横に広がると思います。
この口で吹いた方がよいと言うことではありませんが、喉を開けることが少し分かって頂けたと思います。
喉を開いた方が、体に力が入らないし、豊かな音が出ると思います。
プロの中には、顔よりも首の方が太くなる人がいます。
特にトランペット奏者の首は凄いので見てみてください。
ここで問題になってくるのが、ストラップです。
サックス奏者は、ストラップが必需品ですが、喉を開くためにも影響してきますので、それは次回お話しします。
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