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  • おたすけおじさんの タンギング のお話 その4

おたすけおじさんの タンギング のお話 その4

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おたすけおじさんの タンギング...

今日は、ハーフタンギングのお話をいたします。



 



おたすけおじさんの タンギング のお話 その4



 



こんにちは サックス奏者の皆様



先週のソプラノサックス選定の続きですが、ソプラノのマウスピースも試してみました。 持っていったのは、”だるま”と言われている古いセルマーのC☆ですが、現行品のS80 DとE、スパーセッションF を出してもらったので全部吹いてきました。 持っていったC☆は、Cソプラノ用に使っているものなので、Bbソプラノ用に使っているオットーリンクとEを持っていけば良かったです・・・ さて、感想ですが、スパーセッションは、倍音豊かでソロには最高のマウスピースで気に入ってしまいました。 でも、アンサンブルだと音が飛び抜ける可能性があるので、コントロールができないと難しい感じです。 音色もバリのマウスピースのような華やかな感じでした。 このスーパーセッションを暫く吹いた後、自分のC☆を吹くと物足りなくなってしまいます。 DとEは開きの違いだけですので、セルマーらしい良いまとまりをもった音がしました。 購入者も最初は、スーパーセッションが気に入っていましたが、ちょっときついかもしれませんよ。 と言ったからかどうか分かりませんが、、結局吹き比べて”E”に決定しました。 パートはアルトの方で、ソプラノはサブの楽器ですから、あまり無理のないチョイスに落ち着きましたね。 正解だと思います。 先ほどバリのマウスピースが出てきましたが、このバリのホーク?エンハンサー付マウスピースは楽器を選ばずに、名前のとおり”バリバリ”音が出ます。 フュージョンやロックなどのハード系音楽にはピッタリのマウスピースです。 エンハンサーというのは、おもりのことで、マウスピースの付け根にリングを付けて、マウスピースの響きを倍増させるものですが、本当にハード系マウスピースの最高峰といった感じです。 機会があったら是非吹いてみてください。



昨日はレガートタンギングのお話と、やっぱり練習しかない というお話しをしました。



今日はちょっと難しいハーフタンギングとマウスピースで違う というお話のです。



 



ハーフタンギングって?



ジャズではよく使われるタンギングのテクニックです。



このタンギングは、ちょっと特殊なもので音を止めません。



普通に音を出していて、ゆっくりと舌をリードに近づけていくと、音がミュートされたようになりますが、この状態を意識的にやるのがハーフタンギングというものです。



これをやる時に注意するのは、決して息を弱めてやらないことです。 圧力はちゃんとかけないとできませんので、圧力をかけたままリードの振動を半分だけ止めましょう。



私は、リードの左半分だけ舌でリードの振動を止めるようにしていますが、リード全体をミュートできるのならその方法の方がよいかもしれません。



 



練習方法は、ロングトーンをしながら、途中でハーフタンギングを行い音をミュートさせて、またノーマルトーンを出す方法から始めましょう。



4分音符で、1泊目はノーマルトーン、2泊目をハーフタンギング・・・ とやったり



8分音符で、同じように8分ごとにノーマルとハーフタンギングをやってみましょう。 音は ナ ン ナ ン ナ ン ナ ン ・・・・みたいに聞こえると思います。



この練習は全音域でできるようにしてください。



単音でできるようになったら、スケールと、やりやすいフレーズから練習してみましょう。



例えば、2オクターブ目のCから3度で下がってくるフレーズで、C−A−B−G−A−F−G−E−F−D−E−C ・・・ などから始めるとやりやすいと思いますよ。



あとはフレーズの中にハーフタンギングを組み込んでいく練習ですね。



CDなどを聞くと、沢山の方がハーフタンギングを使ってフレーズを吹いています。



高橋達也と東京ユニオンの方は、これができないとジャズにならないといっていましたが、できなくてもちゃんとジャズをやっているプロの方もいます。



でも、ジャズやフュージョンをやられる方は、ニュアンスを付けるためにも、できるように練習した方がよいと思いますよ。



このハーフタンギングは、かなり練習すればできるようになりますが、サックスを初めて間もないプレーヤーは、変な癖が付くといけないので、必要が出てきた時にやりましょう。



 



 



マウスピースで少し違う



マウスピースもバリトン用の大きいものから、ソプラニーノ用の小さいものまでありますので、マウスピースの大きさで舌がリードに当たる場所が変わってきます。



リードの幅も変わってきますので、タンギングの感じも変わってくるんですね。



楽器の種類が変わったら、マウスピースになれることが必要なので、少し練習してみましょう。



 



 



今日は、タンギングのお話 その4 でした。



 



◆ 音の高さ表記は、C=ド、D=レ、E=ミ、F=ファ、G=ソ、A=ラ、B=シ でお話ししています。



 



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◆ おたすけおじさんのサックスとは全く関係のないお知らせ



おたすけおじさんは、ビジネス系ホームページを1ページ目だけ公開しました。 いままではプロバイダーのホームページだったのですが、やっとシアトルにある会社のホスティングサービスを利用して独自ドメインを取りました。 メールアドレスも好きなように作れるので面白いです。 まだ、全ての移行が済んでいませんが、順次内容を移動していきます。 時間がある時に、別ページでサックスの話題もUPする予定ですのでご期待ください。



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ご注意 : ここでお話しすることは、私のジャズサックス人生での経験上のことですので、全てが正しいとは限りません。



いろいろなやり方・奏法・考え方がありますので、参考程度に読んでください。



とは言っても、経験上で間違ったことを書くつもりはありませんのでご安心を



皆様からのご意見も取り入れて、私も勉強していきたいと思いますので、温かく見守っていただければ幸いです。



 * サックスを習っている方は、講師・先生の教えを優先してくださいね。



(このブログの内容にも著作権があります。 内容をコピー・転載するときは、自己紹介欄のメ−ルアドレスまでご連絡ください。)



 



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