おたすけおじさんの ビックバンドリサイタルの取組み
2005.2.1 今日は、ビックバンドリサイタル終了のお知らせとステージに上がるまでの取組み です。
おたすけおじさんの ビックバンドリサイタルの取組み
こんにちは サックス奏者の皆様
このブログを見て先日のビックバンドリサイタルを聴きに来てくれた皆様ありがとうございました。 おかげさまで700名近い来場がありました。
今日はビックバンドで初めてリードアルトを担当したおたすけおじさんの3ヶ月半の取組みをお話しいたします。
昨年10月のことですが、急にリードアルトの方がいなくなったためセクションを再編することになりました。 3rdアルトが担当すればよいのですが、あいにく海外出張が多く練習にもあまり参加できない状態でした。 トラを頼むことも考えましたが、アマチュアバンドの主旨にも反するので、アルトを持っていて練習にも参加できる私が担当することになったんです。
さて、今までアルトを人前で吹いたのは、ラテンフュージョンバンドと、ビックバンドではリードアルトが不在時のダンスパーティで演奏したくらいですから、大きなステージでのリードは初めての経験です。
テナーから持ち替えてビックバンドで吹くと2つの大きな問題が分かりました。 1つは音程です。 テナーの場合高い音になると音程が低めになりがちですが、アルトの場合は極端に高くなることが判明しました。 もう一つはリズムへの遅れです。 2ndテナーの場合は、リードに対して歌いや音程を合わせるのが使命ですから、リードアルトをよく聞いて合わせればよい立場から、自分がひっぱていかなくてはなりません。 リズムに対して自分でフレーズを歌って合わせなくてはならないんですね。
さて、この問題の解決をしないと、とても下手な演奏をすることになります。
1つ目の音程は、楽器の角度や吹き方のベストポジションをチューニングメーターを付けて練習しました。 まずはスケールで音程の安定する所を探します。 それができても、フレーズを吹くと変ってしまうことがあるので、音程を確認・修正しながらの練習です。 結局はアルトサックスでのアンブシュアができていないのが原因ですから、時間が解決するのですが、絶対音感がない私が短期間で本番を迎えるのでチューニングメーターと友達になるのが一番早い解決方法でした。
2つ目のリズムに対する取組みですが、録音をすると良く分かるので、練習のたびに録音して聞いてみました。 うちのバンドでは、練習方法の一つにメトロノームをアンプに入れて大音量で全員メトロノームに対してテンポキープできるように練習しています。 この方法で個人練習もしました。 特に早いパッセージや難しい指使いの場所は、遅れがちになります。 メトロノームを前に置いて練習する方法から、イヤホンで聞く方法にするととても良く分かるので、家でも音は出さずにメトロノームを聴きながら練習しました。 この方法で個人練習をしたおかげで、リズムに対してずれることが少なくなりましたね。 バンドで練習する時はドラムとベースをよく聞くようになりました。
さて本番ですが、会場で録音したものを聞くと練習の成果は確実に出ています。 バンドのメンバーも認めているのでこの3ヶ月半の練習は無駄にはならなかったようです。
やはり練習ですね。 それも、チョットした工夫をすると良いみたいです。 当分メトロノームとチューニングメーターは確認のために手放せません。
アルトサックスについては、お話ししたいことが沢山あるので、またお付き合いください。
ご質問もお待ちしています。
◆ 音の高さ表記は、C=ド、D=レ、E=ミ、F=ファ、G=ソ、A=ラ、B=シ でお話ししています。
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ご注意 : ここでお話しすることは、私のジャズサックス人生での経験上のことですので、全てが正しいとは限りません。 いろいろなやり方・奏法・考え方がありますので、参考程度に読んでください。 とは言っても、経験上で間違ったことを書くつもりはありませんのでご安心を皆様からのご意見も取り入れて、私も勉強していきたいと思いますので、温かく見守っていただければ幸いです。 * サックスを習っている方は、講師・先生の教えを優先してくださいね。 (このブログの内容にも著作権があります。 内容をコピー・転載するときは、 woodwind@tobikiri.net ← ここをクリックしてメールでご連絡してください。)
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