手抜きレンズとずっと思い続けてきたオールドズームレンズCanon FD28-55mmレンズですがここの所ずっとG6ボディーにくっ付いて色々試し撮りしてます。 このレンズを分解したブログを見るとやはりプラモデル的に組み立て出来る構造になっているようです。Canonのカメラの高収益性が垣間見られるとも書かれています。その点私も同感で、当時AE-1 A-1 F-1のヒットからCanonのモノづくりの手法が変化したと思ってました。今はまた違っているかも知れませんが?…その事はさて置き、最近のようにレンズ性能が当時とは全く違う次元になったからこそ、逆に手抜きレンズの面白さが引き立つ様に思うようになりました。前項でレンズフレアの特徴は比べましたが、一般的撮影ではどんな違いが出るのでしょうか? 昨日親類の法事が有りましたのでG6ボディーにLUMIXの超ワイドズームレンズとこの「手抜きレンズ」を付けて撮り比べて見ました。 会食のコース料理で試しました。 前半の料理は超ワイドズームで、後半はCanon FD 28-55mmです。分かれ目は「握り寿司」の写真です。出されたばかりの寿司は超ワイドズームで、一つ食べた後からの料理はCanon FD 28-55mmで撮り比べました。 結果は意外にも焦点距離の違いによる写り方の違いは有るものの、他は余り違和感が有りませんでした。カラーバランスなど大きく変化するかなとも思ったのですがオートホワイトですがカラーバランスはほぼそっくりです。 ついでに帰りの車中からの写真も載せました。解像度も十分有りますね。 「手抜きレンズ」と自分は思い、プラモデル的構造のレンズと評されながらこの写りのキレは一体何故なのでしょうか?