ケアに正解はありません
12月
19日
群馬県では警戒レベルが4に上がって個人での自粛要請が求められました。
じっとしていなさいというメッセージでしょう。
とはいえ、コロナが急増する前からこちとらずっと自粛していますので、今までと同じ予防を粛々と続けるだけですね。
さて、私たち日本人は学校教育でテストを受けてきました。
答えがあるものに対して回答して正解かどうかで判断されてきたと思います。
この教育の名残りなのか、日本人は大人になっても正解か不正解かで物事を見ようとする性質がありますね。
かくいう私もそうでした。
そして特に介護では正解を求める傾向にあります。
それは何故か?
認知症というまだ解明されていないことに対してわからないからこそ無意識に知識的な正解をあてはめようとしてしまうのです。
そもそもここで伝えときたいのはケアに正解はないということです。
私たちは人を相手にしています。
病気を相手にしているのではありません。
人に対してこうにしておけばいいなんて正解はないはずです。
実際にこないだあった話なのですが看取り介護の方に看護師はパジャマ推奨、介護士は洋服推奨
あなたならどちらを選びますか?
くだらないと思ったかもしれませんが、この選択ですら介護は悩むのです。
そしてケアの価値観の違いでぶつかるんです。
本当はどちらも間違っていないんです。
どちらも正しいんです。
だったらどうすれば良いのか。
ポイントを上げるなら0点か100点かで考えない。ケースバイケースで選択する。
パジャマの方が確かに寝心地は良いでしょう。
かといってずっとパジャマでいる行為は尊厳を保つのに相応しいことなのか疑問が残ります。
洋服でいることは身だしなみや本人らしさ、周りの人と過ごすには欠かせません。ですが寝ていることが多い人にとって不快に感じるでしょう。
だからこそ主語を本人に置いて、今の状態やこの時ならどっちが望ましいのかチームで決めていく必要があります。
介護は直接ストレートに意見を言える人が少ない分、モヤモヤの中で仕事をしています。
このモヤモヤは消えることはなく、介護士が向き合っていく必要があります。
モヤモヤは真剣に介護をしている証拠だと私は思います。
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現役の管理職が教える{介護リーダーのマネジメント研修}の湯浅
群馬、栃木、埼玉、千葉、神奈川、東京
私は、介護現場のリーダーとしての仕事(マネジメント)を教えるトレーニングします。
介護職でリーダーが現場をマネジメント
介護職のリーダー次第でチーム、組織も変わる
リーダーのマネジメントで、ケアの質も変わる
リーダーのマネジメントで、働きがいも変わる