昨年は度々ブログに書いていた柚子の木について最近はほとんど書いていないが、別段柚子に関心がなくなったためではない。今は季節として柚子を使う料理が冬ほど多くないことは確かだが、くまごろうの柚子に対する関心は少しも衰えていない。
今年4月頃、わがやのさくらも咲きそろそろ春めいてきたので、それまで室内で避寒していた柚子をフロントヤードに植えたが、その後マーサーアイランドでは天候不順な春を迎え、せっかく成長していた新しい葉が元気を失い、萎れてしまった。5月も下旬になってようやく春らしい日が続き、柚子は元気を取り戻すかと思ったが、一向にその気配がなく、もしや枯れてしまったのではないか、と心配していた。
2週間ほど前からこの木に小さな新芽が見え始め、今ではそれらがかなり大きく膨らんできた。この木は生きていたのだ。きっと急激な環境の変化に驚いて、暫くの間体調を整えていたのだ。しかし夏至を迎えても幼い葉が育っている程度なので今年の収穫はあまり期待出来ない。
柚子は100枚の葉におおよそ実が1個生るという。たくさんの葉が成長して将来はたくさんの実をつけてほしいと念願している。
柚子は寒さに比較的強く、東北地方でも育つと聞いている。この地で越冬させるためには周りを囲ってやるなどの対策が必要かもしれない。
今日は正月七日、七草がゆを食べる日だ。アメリカでは正真の春の七草は揃わないので、洋子さんがありあわせの大根の葉、みつば、ほうれん草、カイワレ大根、それに柚子の皮によるかゆを作ってくれた。この中で大根の葉(すずしろ)だけが正真の春の七草を代表している。
元日以来、やや飲み過ぎ食べ過ぎの体には七草がゆは胃に優しい。去年わがやで収穫した柚子がひときわ香りを高めてくれる。箸休めにはえびすめを添える。七草がゆをいただき、一年間の無病息災を願う。
このような習慣をいまだに実行している家族は日本にどれくらいいるのだろう。七草がゆを祝っている人たちはほとんどが高齢者なのだろうか。わがやでも子供たち、孫たちは今朝七草がゆを食べていないことだろう。この習慣はわがやでもわれわれの代ですたれるのだろうか。
12月初めに氷点下になる寒い日が続いたので、鉢植えにしてある柚子の木をデッキから室内に移した。柑橘類の中では寒さに強い柚子は東北地方でも育つとは言うものの、ようやく手に入れた大事な木、風邪でも引かせてはとの親心だ。
温暖な室内に置かれたこの木は春が来たと勘違いしてか、新芽が生え出した。最近になってよく見ると蕾が2つ出来ている。柑橘類の花は常識的には春に咲くものと思っているが、このような状態は良いことなのか悪いことなのか、洋子さんと二人で思案している。
古い葉が落ちてから寒肥を与えようとしていたのだが、これらの葉は一向に落ちる気配がない。柚子は常緑樹だから古い葉が落ちる必要はない、と勝手に納得しているものの自信がない。栄養不足にならないようとりあえず肥料だけは与えて様子を見ている。
今年は野球のボールより少し小ぶりの柚子の実が2個だけ収穫出来たが、来年はたくさんの柚子が収穫出来るか楽しみではある。
日本の兄の家でたくさん花柚子が採れた、との知らせで今年はじめに発心したわがやの柚子プロジェクト。入手するに当たりいろいろと曲折があったが8月に最初の木を入手したことは以前のブログルに書いた。
秋も日一日と深まり、わがやに到着した時は緑色だった柚子がだいぶ黄色く色付いてきた。いつまでも実をつけたままにすると来年の収穫が少なくなる、との情報もあり、数日のうちに収穫して柚子大根にして味わってみよう。
洋子さんは収穫後、日当たりの良い風の強くない場所を選んで庭に植え替えたほうが良いのではないか、との意見だが、シアトルでは冬に気温が−10℃程度まで下がることがあるので、柚子がいくら寒さに強いかんきつ類とはいえ少し心配だ。もう少し調べて鉢植えのまま育てることも考えてみよう。
今年7月31日付のブログに、Growquestというカリフォルニアの植木屋が1月初めに注文した柚子の木をなかなか送ってこないと書いたが、一昨日、注文してから8ヶ月目にしてようやく送ってきた。これまで何回メールしてもそのたびに言訳ばかりして送ってこず、インターネットで調べると評判が良くない業者であることがわかり、しびれを切らして別のカリフォルニアの植木屋から柚子の木を入手した後はこの業者のことは諦めていたので、ちょっとした驚きだ。
輸送による試練の直後のため柚子の木はまだ元気が良くないが、小さいながら青玉が8個も付いている。木は90センチ位あってひょろ長いが、葉や実は一番上の40センチ位のところに集中している。
洋子さんが丁寧に鉢に植え、毎日大切に手入れしているので、暫くすれば元気を取戻すことだろう。わがやの2本の柚子の木、どちらが良く育つか楽しみだ。
半年以上待ってようやく手に入れた大切な柚子の木。購入したナーサリーの説明書によれば柚子のような柑橘類は湿り過ぎた土を嫌うとのこと、土壌の水分を測定するMoisture Meterを勧めている。Moisture Meterが50%を下回ったら水やりを行う。
今日、近くのHome DepotでMoisture Meterを手に入れた。これはなかなか見つけにくい商品で、最初の店員は一所懸命探してくれたが見つからず、2人目の店員が調べてくれてようやく見つかった。キャッシャーに尋ねたらこの商品を初めて見たと言っていた。
購入した商品は$8.30、土壌の水分だけでなく、酸性度と日照も計れるもので、園芸ではよく使われるらしい。わがやではもっぱら水分測定に使用するつもりだ。
柚子の木を鉢に植えた。説明書によれば直径が12インチ(305ミリ)の植木鉢に植えるようにとのことで、洋子さんが近くの店で素焼きの鉢を買ってきた。説明書に従って送られてきたバークと園芸用腐葉土を約1:4の比率で混ぜ、根の付け根が土の表面にわずかに出るように植えた。
この木はまだ土の表面からの丈が65センチの若木だが、2、3センチもある棘が生えている。説明書によれば若木は動物から自身を守るためにこのような棘を持つという。成長するにつれて棘は少なくなってゆくそうだ。
まだ木に残っている2つの柚子の実が大きくなって、10月頃に黄色く色付いてくることを心待ちにしている。
先週注文した柚子の木が昨日到着した。月曜日にカリフォルニアのNapaからUPSで出荷され、ネバダ、オレゴンを経由して水曜日の夕方わがやに到着した。
カートンボックスに入れられた柚子は重さわずか7ポンドで本当に入っているのか少し心配だったが、開けてみると背丈が約50センチの本柚子の木だ。残念ながらまだ青い柚子の実が3個輸送中に取れてしまっていたが、2個はちゃんと木に付いている。
取れてしまった青い柚子も食用に供することが出来るので、洋子さんに柚子に合った料理をつくってくれるように頼んだ。
根の部分はバーク(針葉樹などの幹の外皮を細かくしたもの)でくるんであり、輸送中の保水性も良さそうだ。明日、説明書にしたがってこの柚子の木を鉢に植えよう。
こんな時期には時季外れのような気もするが、柚子の話題。
今年1月のブログルに柚子の木をカリフォルニアのGrowquestという植木屋にインターネットで注文したことを書いたが、1月に送金したのにこの植木屋は色々と口実を作っていつまで経っても柚子の木を送ってこない。これまでに送ったメールの数は50を越すが、もう口実がなくなったのか最近は返事も送ってこない。
しかしこの植木屋のホームページは充実しており、今でも柚子が写真付きで掲載されている。また季節ごとにバラやレモンに加え、園芸用てんとう虫や蜜蜂まで売っており、母の日の少し前には盛んにカーネーションやバラの宣伝をしていた。YouTubeによるガーデニングに関する動画も多く、このホームページを見ると知識の豊富なプロの植木屋と思ってしまう。
最近になって忍耐強いくまごろうもさすがにしびれを切らし、インターネットで色々調べてみるとこの植木屋はかなり評判が悪く、送金してから6年経っても何も送ってこなかったり、送られてきた植木が枯れかかったものだったりと散々な評価だ。注文する前にこのようなことを調べておくべきだった、と後悔している。$120も払ったが、洋子さんとディナーに行ったと思って諦めるしかない。
とっくにしびれを切らした洋子さんは6月半ばに小さなレモンの木を買い、今では小さなレモンがいくつか実を結んでいる。
しかし柚子の木は欲しいので更にインターネットを色々検索し、ワインで有名なカリフォルニアのNapa Valley近くにあるFour Winds Growersが柚子の木を販売していることを見つけた。この植木屋は1940年代に設立され、顧客の評判も悪くなさそうだ。早速問い合わせると来年までには実を付ける柚子の木があるそうで、早速注文した。送料込みで約$50と高くない。多分来週の月曜日に出荷され、わがやには木曜日頃に到着するだろう。
柚子の木がわがやに来れば、半年を越えるフラストレーションから開放されるだろう。
日本からシアトルを訪問する人は市内の宇和島屋というスーパーマーケットに行くと、シアトルには日本のものが何でもある、と思いがちだが、こちらに住んでいるとなくて不自由するものが色々ある。そのひとつが柚子(ユズ)。柚子は日本料理には欠かせない食材だが、シアトルでは滅多に手に入らない。大分前に洋子さんが宇和島屋で柚子を見かけたことがあるそうだが、1個$20では買う気がしなかったとのこと。やむを得ないのでレモンやライムで済ませたり、柚子果汁で代用するが本物の代りにはならない。
昨年末に埼玉に住む兄から自宅の庭で柚子がたくさん取れ、ポン酢を作ったり、冬至の日には柚子湯に入ったと柚子の写真入りのメールを受取るとたまらなくなり、新年のプロジェクトのひとつとしてわが家で柚子を育てようと決意する。
本柚子は成長がきわめて遅く、実をつけるのに10数年かかるとのことでとても待ちきれない。他方花柚子は成長が早く、1、2年で実をつけるとのこと、私にはこちらの方が向いている。早速シアトル郊外にある大きな植木屋のMolbak’sとFlower Worldに問い合わせたが、どちらにも柚子はない。Googleを駆使して探したところ、ようやくカリフォルニア州のサンタバーバラ近くにある植木屋Growquestに柚子があることを見つけた。更にメールで問い合わせてみると、これは本柚子だが接木しているのか既に実をつけるまで成長しているようだ。送料込みで$120が高いかどうかは結果次第、早速メールオーダーした。
柚子は耐寒性がある数少ない柑橘類で病気にも強いとのこと、樺太並みの緯度ではあるがそれよりはずっと温暖なマーサーアイランドでも育つことを期待する。
今年の冬至にはわが家でも柚子湯に入ることを念願してこの柚子を大切に育ててみよう。
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