ツエルト設営

ツエルトは緊急用のテントで小型軽量です。
お持ちの方が多いのですが、「お守り」代わりが実態で、ご自身で設営された
方は少ないと思います。

ツエルトはその本体だけが販売されており、これを雨具が代わりにすることで
それなり効果はありますが、ビバークするにはやはりキチンと設営しなければ
なりません。

絶対必要なのはペグ、岩の上であれば靴紐を石に括りつけて代用が出来ますが
これが四本必要です。
ロープで固定するなら、さらにペグ4本と太さ3mmで4mの長さのロープが二本
先端はロープ止を装着し、真ん中で「輪」を作っておきます。

コメントに続く
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山でのスグレモノ(ツエルト)

山でのスグレモノにツエルトがあります。
緊急用のテントで、自分がこれにお世話になることは一生勘弁して
もらていのですが、自分だけではなく、仲間や、途中でダウンして
いる方のためにも、そのおそれが少しでもある山、初めての山には
必ず持参します。

ツエルトは右側の黄色い袋で、大人のげんこつより一回り
大きい程度です。

このツエルト、お持ちの方が多いのですが、これでテントをハルには
その他の道具が必要です。

これに、
3mmロープ 4mが2本
ロープ止 4個
ペグが4本X2(種類が違う)

これだけ全部がペットボトルケースに全部収納出来ます。

実際の組立の説明は後日
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伊吹山トレッキング(2012.08.04-05)

東海道新幹線から誰でもが肉眼で見ることの出来る日本百名山(深田久弥著)は、富士山と伊吹山だと思われます。
特に伊吹山は山麓を新幹線が通過するので、その山容が伝わります。
この伊吹山は古来有名な山で、古事記や日本書紀にも登場します。
江戸時代には柏原「亀屋」が「伊吹もぐさ」を江戸吉原の芸妓を使って、宣伝し
その名前が今も残っています。
山屋からみても、高山植物の宝庫で、薬草にも恵まれ、「伊吹もぐさ」も、その
薬効での売り出しです。
※余談ですが、私は灸の効果は一時的な「対処療法」で、これを無理に継続すると
筋肉などを痛めると考えます。今までロクに運動をしていない方が、足の痛みの
緩和として灸を使う事は古来有名です。芭蕉の「奥の細道」の冒頭にも、この
下りがあります。

伊吹山は私には馴染みの山で、過去に十指にあまる程の登頂をしています。
ただし、それは三合目まで車で通行出来た時代の事で、麓からのアタック
は今回が初めてです。

4日
19:45 一宮出発
21:07 駐車場
5日
00:15 頂上
05:17 下山開始
07:29 駐車場

先週の恵那山と同じく単独登攀となりました。
今回、最も危惧したのは
@単独である
@夜間である
@天候が万全ではない
の三点で、このための準備を行いました。
予備食料、ヘッドランプと携帯電話の予備電池、予備照明具、ツエルト(緊急テント)、レスキューシート靴も2000m級、雨具と着替え等も準備しました。
地形図、GPS、は何時のように準備し、Bloguruでも行き先がわかるように
投稿をし、当然登山届も用意して望みました。

この準備は無駄ではなく、登攀開始まもなくその効果が・・・・・
二合目付近でライトの先に、道にうずくまる二名を発見!(若いカップル)
事情を聞けば、昼過ぎから登ったのだが、女性の足が萎えてしまい、
下山に時間を消費、この時間になったとのこと。
照明は携帯電話の鈍いあかりのみ!
夜間にガレた道をそのライトではダメと一喝し、予備のライト渡す。
「お返しはどのように・・・」と聞かれたが、めんどうなので「差し上げます」
でも、以後、このような無理は絶対しないで下さいと言い置いて、登攀再開。

以前は3合目750m地点が実質出発点で、600m程度の標高差は1時間半
程度で登攀していたのですが、230mからの登攀はやはり辛い。
時間が「どんどん経過する、ウェアは夏用だが、汗がどんどん・・・・
当然水分補給が必要となりますが、2L持参しているし、頂上で補給可能
なのでガンガン飲んで歩く。

4合目まで綺麗に見えていた夜景がガスの中に!
ヘッドランプも当然霞む状態に・・・・・・・
地形図とGPSを何度も確認して、慎重に慎重に登る。
滑落しなくても、転倒・捻挫でもだれも周りにはいない!
※この時間帯ではやはり私一人が登頂していたようです。

8合目で雨が降り出し、雨具着用。

12時過ぎに頂上、「宮崎屋」さんで休憩&仮眠

翌朝もガスはとれず、それどころか「夜来風雨の声」の有様!

5時過ぎに下山開始、ガスの晴れ間に写真撮影して7時過ぎ下山

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白馬岳遭難で思うこと(2)

昨日のTVのニュースで、救助された方や、途中ですれ違った
方ののインタビューも見て驚いた。

救助された方の話に「手袋」をしていなかったと・・・・
これはこの時期の山をまるで知らないと言える。
途中ですれ違った方も「軽装備」で、テント等は持って
いる装備では無かったと。

GWの頃はメイストームと呼ばれ、海や山は荒れる。
最近は気象予報が発達し、間隙をぬっての山行きが
可能だが、昔はこの時期には要注意と教えられた。

低山は新緑に溢れ、初夏を思わせるが、3000m級は
まだ冬の状態である、残雪があり地表温度は低く
日光がなければたちまち冷え込んでくる。

この日光がクセモノで、運動能力が向上して連続して
歩行が可能な場合、このクラスの山でも日差しが
あると暑く感じ、Tシャツで可能な状態になってしまう。

山での移動、特に山小屋泊まりの場合は装備の
なかでテントや食事関係のモノが軽減出来る。
軽ければ疲労が少なく移動距離が伸びる。

しかし、絶対に省いていけないのは防寒装備で
天候の急変に備えての耐寒機材、及び緊急
避難のためのテント(ツエルト)は必携である。

残念ながら今回遭難した方々はこれをお持ちに
なっていなかったようである。
これは九州という環境も大きく影響している。
九州には2000mを越す山がなく、緯度も
南にあるため、この手の装備の必要を感じにくい。

写真は超軽量のダウンジャケット、手袋、ツエルト
今回、この3点を全員が所持していれば結果は違った
ものになっていると思われる。

※幸い私はこのツエルトのお世話になった事は
一度も無い、生涯一度もお世話になりたくないが
このGW中は毎回持参している。
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山でのアクシデント

昨日は近郷の山に出かけました、500mちょっとで雪もなさそうです。
低山ですが、幾つかのトレッキングレポートでは道迷いの報告があり。
そのための準備を入念にします。
地形図は勿論、一番詳細と思われるレポートを印刷、コンパス、GPS
携帯電話(予備電池)、ツエルト(非常テント)、食料など。

以下、写真をご覧ください。
Pは駐車した地点。
2:で林道に出くわす、それも新しい
やむなく林道歩き、途中で目標の山のランドマーク反射板を確認
コンパスで方位設定するが、林道は離れていく・・・・
途中で稜線に登るコースがあったが、さらに林道を進み
1:が終点
3:は急登で獣道
4:524mの偽標識、実は506m
無事頂上を踏み、帰路は踏み跡のしっかりした
西方のルートへ
5:ところがここで、これまた新たな林道が出現、登山道は
消失。
6:分岐と思し箇所を見つけるが、雨に加え急斜面、Blogでは
道に迷ったとのレポートがあり、林道に逆戻り。
7:延々林道を歩くと分岐に
8:さらに歩くと、今度は林道は消滅
踏み跡を見つける、ここが探していた9:の道の分岐点
ここまでくれば後は南下してR418を目指す。
途中の道は倒木がいっぱい。
10:橋も朽ちていて危険

総括:
林道の出現は想定外、初めての経験
林道は従来の登山道を見事に寸断してくれる。
踏み跡は、連続しているからトレース出来るが、削り取られ
土砂が盛られたら、まったく先はわからない、探す事も
困難、生息野獣の困惑を体感。

低山での道迷いは安易に考え行動しがちだが、登山届も
なし、携帯電話もキャリアによってはあやういなど、危険度
は同じ。
地形図、コンパス、当然読図の訓練は必須。
昨日は雨も降り出し、気温は2℃、読図を間違えば遭難の
恐れもあった。
今回も周到な準備があったので、回り道は覚悟で林道を
下山、不安は無かったが、新しい林道に振り回され、しっくり
来ない山行きでした。
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Web登山届

天気が予想どうりで良さそうなので、性懲りもなく山へ。
行き先:鳩吹山界隈
カタクリ駐車場スタート
同行者なし(午前中は)
下山時刻 16:00予定
携行品:
水、食料、ツエルト、夜間照明、携帯電話、GPS他
青色ザック、黄色の帽子、上着は着脱するので色特定出来ず
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冬山(無雪)での服装

冬の山歩きでの最大の問題は防寒対策です。
平地のウォーキングとは発汗量がまるで違うため
着衣に神経を使います。
写真が零度以上10℃以下の場合の服装です。
下着は上下ともポリエステルで、下はランニング用の
サポートのついた物。
上は山専用で汗を外に出す構造となっています。
その上に山用のシャツ、冬は厚手のポリエステルです。
さらにその上にフリースを着ます。
※山用がベスト、薄手に作られている、必ず前開き、
かぶるタイプは良くない

歩き始めはフリースの襟を立てて首からの放熱を
防ぎますが、体が暖まって、発汗が始まれば、今度は
襟を開き、ジッパーを開けて放熱します。
このフリースがポイントで、風を防ぎ、汗を外に出す
良い仕掛けとなっています。

冬の防寒の基本は如何に汗を素早く乾かすかにあります
コットン系は絶対に不可です、コットンは吸湿性に
優れていますが、保水性が高く、この保水性が無用の気化熱
を体から奪います、風に吹かれると驚くほど体表面の温度
が低下します。

冬にはさらにアノラックを用意して、長い休憩時にはフリースを脱ぎ
汗を乾かしますが、この時にアノラックを着て、気化熱調整をします、
最悪の事態を考え薄手のダウン上下の雨具、ツエルトは必携です。

簡単にエスケープ出来るルートならともかく、単独行で
の長丁場では食料と同じくらい衣服への注意が必要です。

山行きは「田植えから稲刈り」までが一番安全度が高く
初心者はこれ以外のシーズンには経験者との同行が必要
と言えます。

夏に比べハイキング程度でも、それなりの装備が無いと
天候の急変に対応ができません、体温低下は筋肉のこわばり
などが急速に発生し、思わぬ事故に至ります。

山での行動形態によって差がありますが。
1:アップダウンを繰り返すトレールでは汗を如何に素早く発散させ、
気化熱が奪われるのをを最小限に抑え、保温と熱発散の相反する
作用を調整する、このため上着をこまめに脱着する。

2:登り切って、後は下りが連続するトレールでは風による
気化熱増加をアノラックなどで防止する。

3:頭部や頸部は重要な放熱器官、帽子や襟巻きの着用は
こまめに着脱する。

4:手袋は必携、化繊系を使うこと。

夏には日射と放熱のみの対策で十分ですが、冬は放熱と断熱、
天候・気温の変動と低山でも油断の出来ない状態となるので
ご注意ください。
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冬季登山の準備

登山と言っても、無雪登山しかしない私ですが、冬季の準備は
夏とは少し異なります。
装備ですが、たかだか標高600m程度でも、神経質に準備します。
ツエルト(小さなテント)
ダウンジャケット
フリース
着替え
そして一番重要なモノが食料です。
完全日帰りですが、何が起きるか予測はつきません、自分は
OKでも同行者や途中で遭難している方に出会う場合もあります。
もし、その方が自力下山が不可能で、電話で救援を呼ぶことも
出来ない場合、救助を依頼するためその場を離れる時、遭難者
に渡す場合も想定しています。

ゆで卵
クラッカー
そして暖かい飲み物です。
沸かしたCoffeeは一旦、保温ボトルに入れ、ボトルの内部温度を
上げます。
それをミルクパンに移し、再度加熱します。(この時ボトルには栓を)
再びボトルに移し、しっかり栓をして保温材で包み、携行します。

外気は0℃前後でも、数時間はかなり熱いCoffeeを飲むことが
できます・・・・
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ささやかな円高の恩恵です

FXではありません、米国AMAZONから登山用のテントを
購入しました。
MSRのHubba Hubba(2P用)です。
ツエルト(緊急避難用)はあるのですが、当然居住性は悪く
昔購入したものは重量が重く。などの理由で最近の新素材
のテントの購入を計画しておりました。

ところがこの頃の円高、絶好の機会です。
早速オーダーしました、SHIPINGがAIRでも、国内で購入
するより30%以上安かったです。

写真は昨夜組み立てたテント、実に簡単に短時間で
OKです、昔と大違いな仕様と仕上がりに感激です。
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