PoE実負荷試験の開始

線路長を長くするととちょうど30w程度に、左が電流、右が
電圧の表示
電球の組み合わせで負荷を変動させるやりかた。
電球での負荷は放熱の心配は少なくなるが、冷間時に
正確な負荷抵抗が測定出来ないのでが難点。
いままでは、LANケーブルの発熱試験を中心に行ってきました。
これは発熱要因である電流値のみに注意すればよく、一定の抵抗値で
通過電流の一定するために電圧を変動させればOKでした。

今回からは実負荷試験です、電圧と電流をPSEの最大出力と等価な状態にして
実負荷でのデータ採取をおこないます。
取り敢えずType2からスタートで、すぐにType4の実験開始です。
この実験装置はVEGAで作成したものですが、これは従来のLANケーブル
の極限追求試験ではなく、PoE規格に従ってのシュミレーション装置として
構成されています。


LANケーブルのロスの試験はほぼ完了し、以下の様な結果となりました。
※Type2(802.3at)

23-32AWGまでの50mにおける諸元は以下の様に
仕様 抵抗値 線路ロス
23AWG 4Ω 1.4w
24AWG 5Ω 1.8w
26AWG 8Ω 2.9w
28AWG 13Ω 4.5w
30AWG 20Ω 7.2w
32AWG 32Ω 11.5w

これで28AWGでは50mで4.5wのロスがあり、PDでの動作は不安定
となる恐れが十分にある、PoEでは802.3afでも24AWGが安全である。

ここで極め重要な注意点を申し上げる、線路抵抗は1本の値であるので、
当然往復の場合は2倍となる。
しかしPoEの仕様として1回路で使用する線路は2本を使用するため、
並列時の同じ値の抵抗値は1/2となり、結局1本の値と同じ数値となる。
決してデータの誤りではないので。

更に、これは最大負荷で最大出力を想定しての値である。
回路電流値は同じであるので、長さの増減は線路抵抗に比例するため、
上記のロス値をスライドして求める事が出来る。
発生したロスのw数を、最大主力から減じ、残値がPDの要求電力量を満たし
ていれば理論的には動作可能となる。

ただし、実際の環境では最大負荷なる場合は少なく、線路電流が減少すれ
ば、二乗での変動値となるので線路ロスは大きく減少する、意外に長距離
使えるのはこのためであるが、今回の計算方法はあくまで最大値を想定
してのことであることをご留意願いたい。
#aviutl #network #pc #poe

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男子厨房に立つべし172(クエン酸洗浄)

洗浄後
これが洗浄前
炭酸カルシム(いわゆるカルキ)の除去です、これはクレンザーでこすっても
落ちません、特効薬はクエン酸です。

クエン酸での洗浄は冬場、加湿器の蒸発ユニットでよくやりますが、夏は
あまりしません。
久々に、薬缶の洗浄をしました。
熱いお湯で行うのが効率が良いのですが、対象の耐熱性の考慮が必要です。

ワオ!と言っているユーザー

Win10Backup

Backupの詳細は簡単に見ることが出来る、時々見る必要が
ある。
Win7の頃から便利なBackup機能が装備されていますが、その後も改良され
ずいぶん良くなっています。
Backup、皆さんしっかりとってますか?

私の場合、会社と自宅の2つWin10 は外付けHDDに一週間に一回、全部の
Backupを行い、ノートPCはUSBにシステムだけBackupしています。
大量のドキュメントを日々作成するので、Backupは必須です。

メンテンナスをしていると、年に少ないない数のシステム破損のリカバリー
の相談を受けますが、これはBackupがしっかりしていれば、仮に一週間前
でも、出来る出来ないでは業務に支障が出ます。

マシンも同じで、予備マシンは必須なのですが、予算が無いと理由で
単一マシンで業務をしておられる方々がありますが、これは極めて
リスクの高い行為です。
※弊社ではこのような環境ではメンテンナスはお引き受け出来ません

Backupが自動設定の場合は要注意です、時々見ないとエラーになって
いる場合があります、なんでも自動運転任せは危険です、自動運転の
エラーはマシンでは無く、それを選択し、監視しなかった利用にあります。
#network #pc #poe

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