伝送機器の放熱

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最近、伝送機器(HUBやRouter)の放熱不良での対策問い合わせが増えています。

これは機器がGIGA対応かつ、省電力化のため、チップ数を減らしたり、強制空冷の
FANを使用しなくなり、本体の熱伝導のみによる自然冷却方法を採用しているからです。更に最近はPoE対応が増え、ますます機体の温度は高くなります。

確かに本体が冷却出来る環境ならば良いのですが、セキュリティや美観のために
やたらBOXに入れる傾向があり、これが原因の機器の破損が増加しています。

真っ先にやられるのは電源部のコンデンサーです、この部分に安物の部品が使って
あればイチコロで、2年も経過せずに故障となります。

専用のBOXもありますが、ノーマルと比べると高額であるため、施工業者は使いたがりません。

我が社では写真のような改造を施しています。
穴径はすべて15mm、下部に24穴、左右にそれぞれ12穴穿孔します。

蜂などが営巣する恐れがある箇所では、内部に3mmメッシュ程度の金網を
張ればOKです。

通気は熱による対流を考え、下部から吸入、左右から排気の設計です。
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