コピー品の恐ろしさ

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下がコピー品
これがオリジナル、パテントの刻印がある。
8Pと6Pの文字に注意してください
これがコピー品、パテントの刻印はなく、8P、6Pのロゴが
オリジナルと異なる。
私が見れば、8P側のダイスの精度が悪いことを見ぬくことが
出来ますが、かなりの熟練が必要。
これはLANケーブルのプラグ加工に使用する工具です。
一見、同じに見えます、ブランド品ではないので「偽物」とは言えませんが、実は
大きな実害を伴います。

問題はカシメの精度で、これが悪いと接触部分が少なくなったり、偏ったりするので
結果として通信障害となりますが、断線ではないので、テスターでは簡単に発見
出来ず、厄介な事になります。

何故コピーかというと、この工具は台湾では有名なH社の製造するモデルをコピー
しているからです。

H社には台湾に行けば、必ずと言っていいほど訪問し、その技術力・自社生産の
精度が高いことを知っているからです。

個人用でお使いならともかく、業務用で使用すると大変な問題となります。
今回も弊社の技術サポートへの問い合わせで判明しました。

H社の製品は仕上げ精度も良く、カシメ圧も正常で、加工不良の恐れは
低いのですが、コピー品ではプラグの個体差が吸収出来ず、不良頻発と
なります。

このコピー品、実は国内最大手の周辺機器メーカーE社が販売しています。
一見、簡単に見える工具ですが、実は大変精密で、耐久性が要求される
のです。
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ワオ!と言っているユーザー

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やはりホンモノに勝るものはないんですね。
投稿日 2015-12-03 09:42

ワオ!と言っているユーザー


実害はブランド品の時計やバックとは比べ物にならないほど大きいのです。
投稿日 2015-12-03 09:49

ワオ!と言っているユーザー


・・・ということは、けっこう出回っているのですね。
投稿日 2015-12-03 09:59

ワオ!と言っているユーザー


かなり出回っているようです・・・・・
これは大きな問題になるかも。
投稿日 2015-12-03 10:58

ワオ!と言っているユーザー


これを見分けるのは普通人では無理ですね。
平気でコピー品を買ってしまいそうです…(ー ー;)
投稿日 2015-12-03 17:22

ワオ!と言っているユーザー

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