12月
3日,
2015年
コピー品の恐ろしさ
一見、同じに見えます、ブランド品ではないので「偽物」とは言えませんが、実は
大きな実害を伴います。
問題はカシメの精度で、これが悪いと接触部分が少なくなったり、偏ったりするので
結果として通信障害となりますが、断線ではないので、テスターでは簡単に発見
出来ず、厄介な事になります。
何故コピーかというと、この工具は台湾では有名なH社の製造するモデルをコピー
しているからです。
H社には台湾に行けば、必ずと言っていいほど訪問し、その技術力・自社生産の
精度が高いことを知っているからです。
個人用でお使いならともかく、業務用で使用すると大変な問題となります。
今回も弊社の技術サポートへの問い合わせで判明しました。
H社の製品は仕上げ精度も良く、カシメ圧も正常で、加工不良の恐れは
低いのですが、コピー品ではプラグの個体差が吸収出来ず、不良頻発と
なります。
このコピー品、実は国内最大手の周辺機器メーカーE社が販売しています。
一見、簡単に見える工具ですが、実は大変精密で、耐久性が要求される
のです。
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