10月
11日,
2012年
ずさんな電線配管工事
当初は事務系が入居予定の無い設計だったため、OAフロア(フリーアクセス
がなく工事の途中で急遽LAN工事のための配管工事となりました。
配管経路を詳細に図示し、施工担当に了承を得、管理者にもOKをもらって
いたので安心していたのですが、中間で確認をすると、なんとこれが私の
設計どうりではないのです。
施工者はこの経路で通線すれば、あなたの希望同じ状態になると言い出し、なんとか
逃げようとします、管理者も、これではダメですかと聞かれました。
私は、通線するのはスター結線でCat6の純正のケーブルを入れる、Cat5eではない
ので施工者の経路提案では出来ないと説明。
ところが同席した電気工事業者が、細いCat6もあると言い出す始末。
私が「細い?」AWGはいくつですかと聞くと、「エーダブリュジィ」ですかと、この
用語もわからない模様。
私は「失礼ながら、貴社はLANに関してあまり知識をお持ちではないようなので、ご提案を受け入れるわけにはいかない」と回答。
ところが、実はもうコンクリートを流し込んでしまったんですと・・・・・・
私は「そうですか、仕方ありません、ハツっていただきましょ(コンクリートを削る大工事)」
コンクリートを流しこんだから諦めると思ったのでしょうが、どっこいそうはさせません、まだ、打ったばかりだから柔らかい、すぐにやったほうがいいですよと、一切取り合いません。
最後は管理者から、下層の天井間経由ではダメかとの打診に、経路が確保
されれでは多少の長さはOKですと回答。
ところが昨日通線すると、複数の箇所でパイプの中に水が・・・・・
通線は良く滑って楽ででしたが、こんなケースは初めてです、施工がずさん
なんでしょうね。
写真はCat5eとCat6の比較、太さも硬さも違います、長い距離のGiga伝送には
良質のケーブルを使わないと、引っ張りなどで性能がダウンするのです。
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