7月
19日,
2011年
2010年の山岳遭難レポート
ここに昨年一年の国内山岳遭難のレポートがあります。
遭難原因の筆頭は、やはり道迷いです。
私が再三再四、ここで取り上げ、同行者にもくどいほど言う理由はここにあります。
これには中高年、特に最近山を始めた方、経歴はあるが団体での行動が多く、読図やコンパスの使用経験が無い、または無いに等しい方が多いためと思われます。
これらの方々に共通するのは、行き慣れた山で読図やコンパスの訓練をしていないことです、慣れた場所であるからこそ、読図やコンパスの精度が確認出来るのです、他人を頼らず、自分の能力で山行きを行うには、案内標識のみを頼っての山行きは見直すべきです。
案内標識でも注意点があります、案内標識があるのは分岐がある場合がほとんど、帰路の方角から見直す等の注意が絶対必要です、前述のようにお喋り好きは、この点要注意です。
春は残雪で高い山は技術的に困難
初夏は梅雨
盛夏は山が混雑
そこで、秋の山行きになるのですが、日はだんだん短くなってきます。
地図はあっても不鮮明、コンパスは使えない、GPSも不慣れ、これでは遭難予備軍と言われてもしかたがありません。
山の技術は学生なら先輩から教えていただけますが、良い年の大人に教えるような事は誰もしません、自分で学ぶべきです。
問題を指摘すると、教えてもらわなかった等と言い訳を言う人がいます、根本的に山行きの思考に問題があります、他人を頼らない、自分で学び、自分で身につける、山行きの掟です、山は手加減は一切してくれません、指摘を受けたら、謙虚に学び、必ず身につける、同じ事を何度も聞かずメモを取る、山では他人に絶対に甘えない、頼らない、これが基本の姿勢のはずです。
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ワオ!と言っているユーザー
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