阪神・淡路大震災の直後、余震の中、非難する人達、倒壊の建物、既にあちらこちらで火の手があがる、
それらの悲惨な光景を見ながら、ガレキとひび割れで段差の出来た道をひたすら車を走らせ、
会社は無事か、社屋は倒れてないか、火災は大丈夫かを考えながら、会社まで通常の3倍以上の時間をかけ、
やっとの事でたどり着いて見た社屋、建ってはいるものの無残な姿・・・
震災の翌日に、『全壊』 と書いた 『黒い紙』 が貼られました。
全壊扱いになった建物は人の立ち入りは一切禁止です。
ドアも窓も壊れ外部からは何処からでも侵入できる状態。
しかし余震でいつ倒れるか分からない中、かけつけてくれた社員と共に、決死の持ち出し。
先にも記述しましたが、真珠、現金、印鑑、通帳だけは持ち出しました。
社員の勇気と愛社精神に今でも感謝!感謝! です。
その後の盗難事件ではかなりの物が盗まれましたが、会社の重要な物は無かったので助かりました。
【真珠を持ち出し終了までの3日間、社屋の前の国道2号線歩道に車を乗り上げての監視、エンジンはかけれない、
寒い中毛布に包まって朝まで寝ずの番、飲み物は社員が並んで買って差し入れてくれたジュースだけ、
辛く眠く空腹で寒かったが真珠を取り出すまではと・・・。
震災の当夜、最初に救難活動で2号線を通った車両、和歌山ナンバーの消防車でした。
自衛隊伊丹駐屯地がすぐ近くにあるのに、自衛隊の緊急車両が動いたのは次の日遅くでした。
自衛隊の緊急出動が遅れた事に対して。
当時の村山首相(大分選出・旧社会党)の弁明は、「なんせ、初めての事でしたから・・・」 とは???
治療の優先順位を決める 『トリアージ』 の 『黒』 救命不能の判定。
阪神・淡路大震災の時にはこのシステムはありませんでしたが、今回は数多くの方々が黒判定。
建物の全壊の黒判定よりも、人命の生死を分ける黒判定ほど家族・身内にとって悲惨なものは無い。
★今回の大震災で亡くなられた方々に、謹んで哀悼を申し上げます。
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投稿日 2011-03-20 13:01
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投稿日 2011-03-22 00:32
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投稿日 2011-03-20 19:16
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投稿日 2011-03-22 00:35
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投稿日 2011-03-20 19:56
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投稿日 2011-03-22 00:42
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投稿日 2011-03-20 23:22
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投稿日 2011-03-22 00:44
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