企業の社会的責任(CSR)の中でコンプライアンスという言葉が出てきます。 「法令遵守」と訳される言葉で、法令だけでなく 倫理や社会規範といったものも対象となります。 その中には企業が従業員に対して考慮すべき、 賃金、労働時間に関することをはじめ、 過労やハラスメントなどによるリスクマネジメントがあります。 過労やハラスメントは、報道などでセンセーショナルに扱われることもあり、 対応の方法に悩ましく思う企業も少なくないでしょう。 大手企業になれば、専門的に扱う部署があり、 プロフェッショナルな方たちがリスク回避の仕組みを作っていることもありますが、 中小企業では、専門的に扱える人材を確保することはまだまだ難しい事と思います。 実際は、私のようなアシスタントを含めた人労務管理スタッフが対応する場面が多いのが現状です。 部下の話を聞くことが苦手な管理職の方から 「心配な子がいるんだけど、話を聞いてみてもらえないか。」 と相談されることがあります。 私が話を聴くときに心がけているのは、 短い時間であっても、まずは信頼関係を築くことから始めるということです。 こちらの心配な気持ちから、 「あれは、どう? これはどうなの?」と 情報がほしくて話を聞きがちですが、 このような質問を繰り返していると相談者は不安になって話しにくくなります。 コーチングでいう「ラポールモード」から入って、 まずは「話しても大丈夫かな。」という雰囲気を共有していきます。 信頼関係が築けると、その後の対応もスムーズに進みます。 まずは、相談者と話す前に落ち着いて深呼吸をし、 水を飲んだりして私自身が気持ちを整えてからお話を聴くようにしています。 ~.:*★今日の問いかけ★*:.~あなたが安心して話せたときは、どんな雰囲気でしたか? 土曜日の朝と日曜日の夜限定のコーチ。 ◇◇土曜日の朝◇◇ 週の終わりに自分を振り返って、すっきり週末を過ごしてエネルギーチャージ。 ◇◇日曜日の夜◇◇ 週のはじまりを充実した気持ちで迎えたい。 そんなあなたに、 たくさんのコーチの中から、あなたにあったコーチが探せます。