美しい紅葉を探しに山口の長府に足を運びました。 紅葉の時期でもあり、晴れていましたので、散策する多くの人々と擦れ違いました。 小さな城下町が紅く煌めいていました。 途中で、幼稚園帰りの親子を見かけました。 紅葉の城下町で、毎日この情景を目にしていれば、普段のことになるのでしょうか? <掌〜たなごころ>手の心 もみじの手のひらには何がのっていますか?
雨上がりの庭では・・・ カラーの葉が朝の陽射しを集めていました。 カラーの葉には、雨の雫。 おひさまからの贈り物が届けられました。 今日もしあわせなはじまりです。 <機嫌〜きげん> もともとは「そしり、嫌うこと」から嫌われないように気を遣うへと変化した言葉。
久しぶりに一日雨降りのお天気です。 午前中は、ザァーザァー・・・ 午後からは、しとしと・・・になりました。 デパートの連絡通路から、雨のお城を眺めました。 今年は、不況を反映しているのか、駅裏のイルミネーションがほとんどなく、雨降りの午後は、人通りも少なく感じました。 最寄駅を降りると山が雲に半分隠れていました。 今日の山は、近くに見えます。 <時雨心地〜しぐれごこち>今にも泣きそうな気持ちのこと。
朝から、雲の多い薄曇りの日になりました。 朝日の上には、雲の流水文ができていました。 気温は11℃。 体感温度は、暖かく感じます。 先日読んだ『くものがっこう』では、隙間のない曇り空が上手にできたら、卒業でした。 曇り空にも意義があるのですね。 <憂世→浮世〜うきよ> 中世までは、つらく、苦しいこの世。 江戸時代から、定めのない、空しい、浮ついた世。 今の世は?
遮光カーテンを開けると朝日に出合いました。 曇ったガラスを通して、おひさまの光が茜色に輝いています。 久しぶりにおひさまが顔を出して 朝から青空が広がりました。 凛とした空気と朝の眩しい光。 気分爽快な朝のはじまりです。 <琴瑟〜きんしつ>二人で織りなすハーモニー
◇11月の映画◇ ブーリン家の野心家・長女アンと心優しい二女メアリーの物語・・・『風と共に去りぬ』のスカーレットとメラニーを連想しました。 イングランド王ヘンリー8世の寵愛を巡る凄まじい戦いは、江戸城大奥のよう。 大奥と違うのは、王妃でなければ、男子を出生しても王位継承権を与えられずに私生児となるところ(メアリーは王の男子を出産)・・・少し疑問? どこの王朝でも子孫繁栄のためとはいえ、王は可哀そうだと思いました。 石造りの暗い世界に煌びやかに華開くブーリン家の姉妹の愛憎劇。 ブーリン家には、長男がいるのに、結局出世を果たすのは強靭な女性たち。地中から沸き起こる女性の強さをとても感じました。 現王妃を蹴落として、王妃の座に攀じ登り君臨するアン。 これは愛の物語ではなく、【権力の物語】だと感じました。 所詮、人間は人間、権力を手に入れた瞬間にその権力は掻き消えてしまうものなのです。 アンの野心は、エリザベス1世へと引き継がれていきます。 ドレスが素晴らしかったです。 午前中に一度投稿したのに、確認画面でエラーが出てしまいました。 「えっ、書き直しなの?!」意気消沈しました。 この映画は、10月に友人のすすめで「最後の初恋」(主人公の二人が好きになれなかったので、う〜んでした)を観に行った時に予告リーフレットをもらい、観たいと思いました。 今回の予告編にあった「落下の王国」を次は観る予定です。 <伯仲〜はくちゅう> 中国では長男を「伯」二男を「仲」という。つまり兄弟のこと。
月に一度の着付け練習会です。 ひとりはスマップのコンサートと重なり、ひとりは風邪をひき、もうひとりは水道の蛇口が壊れて修理屋さんが来ることになり・・・本日は二人で練習会です。 最近、帯結びが上手く出来ずに今日も???でした。 市民センターのホールには、丹精込めた菊の鉢植えが展示されていました。 中でも、ハート型の菊に目が留まりました。 恋ピンク色のまごころです。 わたしは、それに肖って、菊文の着物を着ました。 <御伽噺〜おとぎばなし>身分の高い人の寝床に入って、お相手をすること。子ども相手の話を意味するようになったのは明治時代以降。
和菓子の名前は「落ち葉」と「初霜」です。 今の季節にぴったりな和菓子です。 桜の葉の紅葉に惹かれて、橋を渡りました。 橋の上には、落ち葉とともに鳩の群衆・・・写真を撮ると、小さな男の子が写っていました。 彼も鳩に引き寄せられたようです。 神社の参道の桜葉も紅葉していました。 見事とは言えませんが・・・自然の色です。 冬空にそびえるお城は、寒々と佇んでいました。 初霜ならぬ、初雪の日でした。
雨か雪になるところも・・・の天気予報通り、冬の使者の次の日は、朝から霰が降りました。 それでも、時折、青空も見え、雲の隙間から、おひさまが半分くらい顔を出すこともあります。 気温は、昨日と同じ7℃ですが、昨日よりも寒く感じます。 映画を観に行って、お歳暮を贈りました。 もう、お歳暮の季節です。 駅を降りたら、山が白く煙っていました。 山から、雪の行進曲が流れてきて、わたしの頭上にも雪が舞いました。 初雪です。 朝の霰も山からの雪も、とても楽しく感じられました。 寒い寒い楽しさでした。 <忘れ音〜わすれね>季節を過ぎてから鳴く虫の音