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加藤雄一のブログ

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自信のないリーダーだとしても、大丈夫

スレッド
自信のないリーダーだとしても、...
「リーダーなのだから自信を持っていないと」と言われることがあります。
 
面目ない(笑)
 
そんな感じですが、何とか長くリーダー職が続けられています。
 
というのも
 
100%スタッフに助けられているからに間違いなく。
 
感謝です。
 
そんな中で思うのが、リーダーとはいえ、自信がなくてもまぁまぁ大丈夫なんじゃないかと。
 
そのうえで大切なのは
 
自信そのものではなく、「自信がないながらでもどう振る舞うか」という在り方の問題なのかもしれないということ。  

自信のなさを隠すのではなく、それを受け止めながら、実直に周りとの関係性を築いていけるとしたら、リーダーとしてなんとかやっていけるような気がしています。
 
現になんとかなってるわけで(笑)
 
 
 
自信のあるリーダーは、道を示す力がある一方で、「遠い存在」になってしまうこともあるように思います。  

それに対して、私が体現している自信のないリーダーは
  
・メンバーの声に素直に耳を傾ける。
(メンバーに差をつけない)
  
・自分の弱さを隠さず、正直に共有する。
(とにかく頭を下げる)

・一緒に悩み、考える姿勢を持っている
(共感の姿勢)
 
こうした在り方が、「共にいる」「一緒に育てる」というチームの関係性をつくっていくことにつながっているように思います。  
 
そして一番大事だと思うのが、
 
・自分の派閥をつくらない
(一方に肩入れすることはしない)
 
ということを心に掛けること。

それは、リーダーの「力」より、「温度」が場を支える証にもなっているんじゃないかと。
 
また、自信がないからこそ

・丁寧に接する  
・メンバーの声を重く扱う  
・一歩一歩、一緒に考えながら進める
 
そうした実践によって場が育まれているのを感じます。
 
自信はないけど、「場を信じている」というリーダーの姿勢なのかなと。
 
 
ある場面で
 
「自分にリーダーとしての強さが足りないのでは」と悩んでいる方がいました。  

決断も遅く
 
言葉も確信を持って語れない
 
そんな自分が場を引っ張っていいのか?と。
 
けれども、その方はある日、こうも語っていました。
 
「私は自信はありません。でも、みんなが丁寧に考えていること、それぞれの声に意味があることそれを信じることはできます。」
 
あー、なんて素敵な。
 
その言葉を聞いたメンバーの方が
 
「この人がいると、ちゃんと考えていいんだと思える」  
「完璧じゃないからこそ、一緒にいる感じがする」
 
なんてことを話し出し、場の関係性が深まり始めたのを感じました。  

自信のなさを抱えたまま、誠実に場と関わったことで、その人自身が“信じられる存在”になっていたような、そんな場面でした。
 
 
 
自信がないことは、「弱さ」ではなく、「場に向き合う姿勢」そのものなんじゃないかと。
 
 
 
「自信がないけど、リーダーを担う」
 
そんな時があると思います。
 
ただそれは、責任感や覚悟がないという意味ではないような気がします。  
 

むしろ
 
不安や揺らぎを抱えたまま、誰かの声に耳を澄ませ、共に考えていくという「静かな勇気」の表現ともとれませんか。
 
大切なのは
 
「自信を持つこと」ではなく、「信頼されること」。  
 

その信頼は、自信からではなく、実直な振る舞いや、関係性への姿勢から生まれるんだろうと。  
 

だから、自信のないリーダーでも大丈夫。
 
 
それは、「誰かと共に在ることができる人は、すでにリーダーなのだ」という励ましの言葉でもあるのだと、たまに私自身が自分を励ますために思い出しています。
 
本日もお立ち寄りありがとうございます^^
 
↓コーチ加藤雄一

ワオ!と言っているユーザー

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鈴木玄
鈴木玄さんからコメント
投稿日 2025-07-21 18:20

「自信がない」と言える力、自分を偽らない力が、真のリーダーにはあるのかもしれませんね。

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