ホサナキリスト教会・日曜礼拝のメッセージアウトラインです。
「キリストとの共同相続人」
ローマ人への手紙 8章12~17節
"ですから、兄弟たちよ、私たちには義務があります。肉に従って生きなければならないという、肉に対する義務ではありません。
もし肉に従って生きるなら、あなたがたは死ぬことになります。しかし、もし御霊によってからだの行いを殺すなら、あなたがたは生きます。
神の御霊に導かれる人はみな、神の子どもです。
あなたがたは、人を再び恐怖に陥れる、奴隷の霊を受けたのではなく、子とする御霊を受けたのです。この御霊によって、私たちは「アバ、父」と叫びます。
御霊ご自身が、私たちの霊とともに、私たちが神の子どもであることを証ししてくださいます。
子どもであるなら、相続人でもあります。私たちはキリストと、栄光をともに受けるために苦難をともにしているのですから、神の相続人であり、キリストとともに共同相続人なのです。"
(1) 養子縁組された者(15)
❶家の中に居住していても相続権のない奴隷(僕)との違い
その関係の根底にあるものは恐れ(15)
奴隷は、その主人の所有物に過ぎなかったのがローマ社会
❷「アバ•父」と呼べる父と子の関係
その根底にあるものは信頼
(2) 聖霊に導かれる者(13-14)
❶肉=からだに従って生きるとは?
神から離れた人間本来の行動原理~因果報酬、優越意識、欲望
❷死ぬべきからだが生かされる(未来形)
肉体の復活を示唆している
(3) 苦難を共有している者
❶人である故の共通した苦難がある~生老病死
被造物の1部である人間もまた虚無に服している(21-23)
現在ここに生きているのは、からだの贖い=復活を待望している段階
❷キリスト故の苦難をも耐えている(17)
神の御心に歩むための犠牲と忍従
(結論)
神の御霊によって私たちはその家族に加えられ、新しい世界を相続する権利を付与された
今のいろいろな苦しみは、将来与えられる栄光に比べればとるに足りないもの(18)