ホサナキリスト教会・日曜礼拝のメッセージアウトラインです。 「主よ。お話し下さい」 サムエル記 第一 3章1~10節 "さて、少年サムエルはエリのもとで主に仕えていた。そのころ、主のことばはまれにしかなく、幻も示されなかった。 その日、エリは自分のところで寝ていた。彼の目はかすんできて、見えなくなっていた。 神のともしびが消される前であり、サムエルは、神の箱が置かれている主の神殿で寝ていた。 主はサムエルを呼ばれた。彼は、「はい、ここにおります」と言って、 エリのところに走って行き、「はい、ここにおります。お呼びになりましたので」と言った。エリは「呼んでいない。帰って、寝なさい」と言った。それでサムエルは戻って寝た。 主はもう一度、サムエルを呼ばれた。サムエルは起きて、エリのところに行き、「はい、ここにおります。お呼びになりましたので」と言った。エリは「呼んでいない。わが子よ。帰って、寝なさい」と言った。 サムエルは、まだ主を知らなかった。まだ主のことばは彼に示されていなかった。 主は三度目にサムエルを呼ばれた。彼は起きて、エリのところに行き、「はい、ここにおります。お呼びになりましたので」と言った。エリは、主が少年を呼んでおられるということを悟った。 それで、エリはサムエルに言った。「行って、寝なさい。主がおまえを呼ばれたら、『主よ、お話しください。しもべは聞いております』と言いなさい。」サムエルは行って、自分のところで寝た。 主が来て、そばに立ち、これまでと同じように、「サムエル、サムエル」と呼ばれた。サムエルは「お話しください。しもべは聞いております」と言った。" (1)祈りの前提 ①一人となった時に 2:18-19 人間的には好ましくない環境が、祈りのためにふさわしい環境となり得る ②心霊が1人孤独を感じる時 経済や健康的な困難、他者に理解されない時、また深い霊的な認罪など (2)祈りの訓練 ①エリの所へ走りに行く エリは親代わりであり師匠であり世界の全てだった。 神の言葉を聞き分ける準備が未だ不十分 ② 4回繰り返された神からの呼びかけ 継続されて訓練されなくてはならない ⑶祈りの実態 ①心と心のやりとり、人格的な交流である 3:7 ②「聴く」姿勢の確立〜「お話ください。僕は聞いております」(10) 「信仰は聞くことから始まり、聞く事はキリストについての御言葉による」(ローマ10:17) (結論) 華やかな外なる世界が閉じられると、静かな内なる世界が開かれて行く。 そこでは知識ではなく、主イエスとの人格的交流が始まる。 主の言葉を通じた主との交流である。 「絶えず祈りなさい」(1テサ5:17)