競争がないお役所仕事
5月
12日
先日は日本国総領事館に行ってきました。
先週に引き続いて2回目の訪問です。
申請していた書類を受け取らねばならないからです。
最初の訪問は5月2日でして令和の世になってから2日目、新しい天皇皇后両陛下が即位されたお祝いの記帳もさせていただきました。
その時に気づいたことを何点か書いて来ました。
❶やっぱり日本スゴイ!
❷なるほど日本らしい!
❸こうしたらどうなの日本?
今回は❸を記します。
記帳室には2名の職員が起立姿勢のまま待機しています。
申請受付窓口は2つあるのですがその日空いていたのは1カ所だけ。
何もすることなく記帳を見守るだけの役割ならその狭い部屋に1名いれば充分でしょう。もう1人は窓口対応すれば良いのになぁと思いました。
申請時に私の前に2組の方々がいまして、約15分間の待ち時間。
私が申請を終えた時、6組〜8組ほどの方々がその1つの窓口で待っていました。
申請後書類は1時間ほどで完成するから取りに来て欲しいとの事なのですが、閉館時間まで1時間半しかありません。
1時間半の間に私の番が回ってるかどうかもわからないのです。
書類受け取り時に15ドルをお支払いするだけのことですので、所要時間は5分とかからないでしょう。
そのために受け付けてもらえるかどうかも分からない1時間30分を無駄にすることができません。
やむを得ずその日の受け取りをあきらめ、翌週の2回目の訪問での受け取りとなったのです。
記帳室のドアから2メートルと離れていないところにセキュリティーの大柄な黒人男性が椅子に座ってらっしゃいます。
どれだけ安全面を考えても2人がその部屋に一緒にいる必要はあるようには見えません。
必要のない所には丁寧。
邦人のためにサービス向上しようと言うその必要性はあまり考えていないようにお見受けしました。