パトカーに追跡されたらするべき10のこと
米国で運転していて時にパトカーから追跡される時があります。
バックミラーを見るとその屋根につけた警告灯の赤がパチパチと光り、あなたのすぐ後ろに付けている場合です。
そんな時するべきこと10点をまとめてみました。
①最寄りの駐車できるスペースを右肩に見つけ、とにかく素早く停車する事です。
②ここであなたがどんな重大犯罪を隠していてパトカーから逃げたいと思っていてもその可能性はゼロです。日本の警察とは違い事故につながる可能性が多いからとして追跡をやめたりしません。逃げたとなると瞬時に他のパトカーにも連絡が行くようになっています。そしてヘリコプターまで出動して来ます。市民が巻き添えになろうと、パトカーが何台破壊されようとも追跡を止める事はありません。
③日本のパトカーの場合は当事者の前方に走り込んで停車させます。一方米国では前方に来ることがありません。必ず後方に位置して当事者が停車するのを後方から見届けるのです。このことを知らなかった私は最初に追尾された時、パトカーが前方に来るのを待っていたら数分以上も並んで走行することに。赤色灯だけでなくサイレンまで鳴らされてしまい、しかもスピーカーで何やら怒鳴ってるのですがその英語がわからずに散々でした。
④停車したら外には出ないで車内で警官が来るのを待ちます。この時免許証と車両登録書の書類を準備します。運転席の窓ガラスを下げたまま、両手を動かさずに静かに待機します。
⑤警官は停車させた理由を告げますのでそれに対して気づいていたら認め(例えばスピードオーバーを)、気づいてなければそんなことを告げても良いでしょう。ここで終始協力的な態度を見せることが大切です。作り笑顔することまでは必要ありませんが良い市民であることを印象づけるのです(たとえあなたがそうでなくても^_^)
⑥警官はパトカーに戻りあなたのIDから犯罪歴等を調べます。
再びあなたのところに戻って反則チケットと一緒に書類等を返還してくれます。この時反則チケットを切らずに警告だけで済ませてくれる場合もあるし、ディールとして反則金を割引いてくれることもあります。これは各警官の裁量に任されていますしそれが勤務成績にもつながらない点が日本と違うようです。それゆえに前述の協力的な態度と言うことが効いてくるのです。私の場合、3-4割ぐらいの確率でそのようなディールをいただいてきました。
⑦ここで警察官に違反容疑で停車させられ反則チケットを渡された事実を認める書類にサインします。これは反則内容認否にかかわらずにするものです。
⑧反則チケットもらったらそれを裁判所に提出しなくてはなりません。オンラインでも郵送でもできます。その場合反則内容を全て認めて全額を支払うこともできるし、反則内容を認めずに裁判所で争う選択をすることができます。その選択をした場合反則金を支払う必要はありませんが、後日裁判所からヒアリング日時の知らせがありその日時に出頭することになります。
⑧さて裁判で争う場合です。私は争ったことがありませんが何人かの友人の話によると相手の警察官はその日時には出頭しないのがほとんどの場合だそうです。その場合あなたの言い分が通り反則内容が帳消しにされるそうです。これは私の聞いた話であり、それがどこまで本当でそれがいつの場合にも通用するかも分かりかねます。
⑨もう一つは反則切符を扱ってくれる専門業者があります。
その費用がどれぐらいでどれぐらい反則金削減に役立つのかわかりませんが、今回友人から紹介されたある業者を使ってみようと思います。その結果については後日報告します。
⑩これら反則金削減の涙ぐましい努力をした後も支払い義務が生じた場合、諦めて収めましょう。そしてそれは税金と思えば良いのです。米国や日本の民主主義国家ならその反則金が警官の懐に入る事はありません。市民生活のためにお支払いするドネーション(寄付)であると考えても良いでしょう。
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