姫路城を散策して来た。
高校の修学旅行時以来のことなので初めてここを訪れてから30年以上も経っている。
その当時は「タダの古い建物」であったものが今日、輝きをもって私に迫ってきた。
日本で初めて世界遺産に認定された歴史建造物であるとか、
60年ぶりに漆喰の壁を白く塗り替えたばかりであるとか、
そんなことは私にとってはどうでも良いことである。
ここが私に多少なりともの感慨を与えるのは、
まず第一に黒田官兵衛の青春時代の居城として、その勢力基盤を築いた場所であるのが大きい。
やがて中国征伐の秀吉にその城を譲渡し、秀吉の毛利決戦のための拠点となったこと。
さらに大坂の陣後、豊臣秀頼の正妻である千姫が大坂城を脱出して後、晩年の余生を過ごした。
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