ニューヨーク・メトロ事情
6月
30日
週末と午前0時以降の深夜になると特別な運行スケジュールとなります。
その「特別」ぶりも予め予定されているのなら覚悟は出来ますが
予告なしでイレギュラーに変更されるところがすごいです。
これまで何度もそのおかげ様で
飛行機に乗り遅れそうになったことがありました。
カーネギーホールでの公演後、
長女のホテルに戻ってリセプション。
それが終わると深夜の12時を回ってました。
私ども夫婦のホテルはコスト削減のため
マンハッタンを出た河向こうにあるLong Island Cityにある安手のところ。
通常ならそこまでは15分で行ける場所です。
それが、1時間半もかかってしまいました*\(^o^)/*
ホーム入り口の電光掲示板に従って電車に乗ったはずなのですが
逆の方角へ電車が走りだしたのには驚きました。
それから乗り換えて本来の方向に走り出したは良いものの
その列車は数駅走った後で運行中止に。
乗り換えのために、その時間帯のための
正しいプラットホームを探し出すのに難儀。
日本なら駅員さんがいて、彼ら聞けばことは済むのだが、
ここには誰もその駅員さんがいない。
ようやく乗った列車であったが、
その走行速度の遅さは笑ってしまうほど。。
ジョッギングするほどのスピードしか
出していなかった。
しかもその列車、突然
「特急列車です」との場内放送。
ホテル最寄の駅は特急は停車しないため
その一つ手前の駅で下車して雨の中を歩くことに。
そんなこんなで慌てふためいているのは私たちぐらいのものです。
他の人々は実に落ち着いていて
全てを受け入れているように見えます。
そんな悟りの境地に
私もいつか達する日があるのでしょうか?