第1回目〜新約聖書時代の日曜日が安息日なのか?
日曜日にキリスト教会が礼拝を始めるようになったのは、いつの頃からか。
321年、コンスタンティン法令による日曜休日が制定されて以降であると教えられることが多い。
ところが2世紀初頭には、キリスト教が広められて行った地中海沿岸の世界ではすでに広く日曜礼拝が一般化されていた記録がある。
しかも大切なことにこの初代教会時代、
日曜日は礼拝の日として見なされてはいたが、
安息日であるとは見なされいなかったことである。
その当時、日曜日が休みの日であるとは考えられていなかった。
時代が進むに連れて、
旧約聖書の安息日に関する規定が日曜日に適用されるようになり、
それが今日にまで至っている。
それで日曜日が
「クリスチャン用安息日」とか、
「日曜安息日」
とか呼ばれるようになった。
多くのディスペンセイションの学者達も次のように見解している。
「安息日が神の創造の業の休息を記念しているように、
週の最初の日(日曜)は、キリストの復活を記念している。
7日目は創造の完成を記念し、
最初の日は贖いの完成を記念しているのだ。
従って現在の恵みの時代では、
人間の7日の内の1日は、神に属する時間であり、
それが日曜日なのである。」
何と無く説得力を感じる理論であるが、
果たして聖書の教えに照らしてどうであろか?
(つづく〜「救済」タグをクリックしてください)
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