説教者のための説教
10月
30日
中川健一先生のメッセージは約1時間ですが、時間を忘れさせるほどのめりこませてくれます。
この日の結論では、「主イエスの説教から学ぶ」こととして、なんと「神学校での説教学」をご教授くださいました。
益のある説教を毎週お聞かせくださるだけでなく、説教者のために益のある教えを下さったので、ここでも皆様にシェアしようと思いました。
貴方がたとい説教者でなくても、講演やプレゼンのためにも役に立つ情報です。
イエスの説教の「あういえお」でまとめられました。
「あ」:「愛」~どんなよいことを話そうが、聴衆に対しての愛がないなら無駄である。
「い」:「いのち」~パリサイ人がどうでもよい些細な規則に汲々となって教えを垂れていたのに対して、主は人が生きるうえでなくてならない重要問題について話をされた。
「う」:「動き」~主の説教には目指すゴール、目的がある。着地点。パリサイ人のそれは堂々巡りで行き先がどこかわからないものだ。
「え」:「絵」~イラスト、たとえ、例話を挿入されて話されるので、人々は話に引き込まれて行った。例話は明るい光を取り込む窓の役割。これがない教条だけの説明では暗いままとなってしまう。ただ、使いすぎも柱構造のない説教となるので注意。
「お」:「お墨付き」~説教の権威を父なる神様から得ていた。語るみ言葉に説教者自身が捕らえれて、そのみ言葉に説教者自身が生きているときに認証を受ける。
正確な引用ではなく、私の頼りない記憶と解釈によるものです。
この「あいうえお」は、最新の「メシアの生涯」からですのでお聞きください。