ホセア四章
9月
25日
今回は、時間が無くて、一番初めのポイントしか語れませんでした。残りは、書いたものからどうぞ。。。。
先週に続いてホセア書を読みますが、第四章は、はじめの10節は神様がイスラエルの罪の本質をついて示している言葉、そして、11節から最後までは、姦淫の霊について語られています。今日は、特に前半、イスラエルの罪の本質についてみていきたいと思います。
ホセア4:1-10
1 イスラエル人よ。主のことばを聞け。主はこの地に住む者と言い争われる。この地には真実がなく、誠実がなく、神を知ることもないからだ。2 ただ、のろいと、欺きと、人殺しと、盗みと、姦通がはびこり、流血に流血が続いている。3 それゆえ、この地は喪に服し、ここに住む者はみな、野の獣、空の鳥とともに打ちしおれ、海の魚さえも絶え果てる。4 だれもとがめてはならない。だれも責めてはならない。しかし祭司よ。わたしはあなたをなじる。5 あなたは昼つまずき、預言者もまた、あなたとともに夜つまづく。わたしはあなたの母を滅ぼす。
6 わたしの民は知識がないので滅ぼされる。あなたが知識を退けたので、わたしはあなたを退けて、わたしの祭司としない。あなたは神のおしえを忘れたので、わたしもまた、あなたの子らを忘れよう。7 彼らはふえるにしたがって、ますます、わたしに罪を犯した。わたしは彼らの栄光を恥に変える。8 彼らはわたしの民の罪を食いものにし、彼らの咎に望みをかけている。9 だから、民も祭司も同じようになる。わたしはその行いに報い、そのわざの仕返しをする。10 彼らは食べても、満たされず、姦淫しても、ふえることはない。彼らは主を捨てて、姦淫を続けるからだ。
★ 神を知ることもない v1 There is no knowledge of God.
一節目に重大なことが書かれています。1 イスラエル人よ。主のことばを聞け。主はこの地に住む者と言い争われる。この地には真実がなく、誠実がなく、神を知ることもないからだ。Hear the word of the LORD, You children of Israel, For the LORD brings a charge against the inhabitants of the land: “There is no truth or mercy Or knowledge of God in the land.
①まず、「主の言葉を聞きなさい。」
シェマーイスラエル。。。申命記。神の言葉を聞くことは、何にもまして一番大前提、大重要な事柄です。ヨハネの福音書でも、イエス様が、「羊は羊飼いの声を知っている」と言われています。誰に聞くかということが人生のかじ取りの中心であります。最初の人、アダムとエバは、神の声を聞いていたのですが、途中からサタンの声に聞き、それに従いました。そこからが、全ていのちの番狂わせが始まったわけです。
②「この地には真実がなく、誠実がなく」 No truth and mercy
聖書の箇所に次のような言葉があります。
箴言1:7 主を恐れることは知識の初めである。愚か者は知恵と訓戒をさげすむ。The fear of the Lord is the beginning of knowledge,
But fools despise wisdom and instruction.
知識は、第三の神を知ることですが、まず、主を恐れることがなければ、神を知ることができません。主を恐れるとは、真実と誠実によります。まごころから神の愛することを愛し、神の嫌うことを嫌うことであります。これがなしに、ここなしに、神に近づくことはできません。そこを飛び越えて、神を知ることはできません。
③「神を知ることもないからだ」
神を知ることは、最大の武器でありますし、守りでありますし、私たちの成熟であります。先ほど、なつこさん証しがありましたが、いろいろと辛いなかを通りながらも、何が残っているでしょうか。それは、主を知ること、主の知識が最も大きく彼女に与えられたものではないでしょうか。物事がうまく行く、危険が避けられる、以上に、それをなさった主を知ることが最大の祝福です。またそのことによって、彼女が成長し、聞いた私たちも主への知識が深まります。
みなさん、知ることは、愛することです。以前から言っていますが。祈りによって、主に知っていただく、主にこのように介入していただいて主を知る。これが私たちの愛の関係です。苦しみも、罪も、分からないことも、悩みも、全ていいんです。恥ずかしくない。すべて、主に知っていただきましょう。主を知っていく機会にしましょう。
★ 地は喪に服す-- 自然界・環境への影響 v2, 3 The land will mourn
2 ただ、のろいと、欺きと、人殺しと、盗みと、姦通がはびこり、流血に流血が続いている。3 それゆえ、この地は喪に服し、ここに住む者はみな、野の獣、空の鳥とともに打ちしおれ、海の魚さえも絶え果てる。2 By swearing and lying, Killing and stealing and committing adultery, They break all restraint, With bloodshed upon bloodshed. 3 Therefore the land will mourn; And everyone who dwells there will waste away With the beasts of the field And the birds of the air; Even the fish of the sea will be taken away.
皆さん、90年代後半のフィジーのリバイバルのお話しを知っているでしょうか。ユーチューブでもあるのでぜひご覧ください。https://www.youtube.com/watch?v=AmvYQ-Zp79A
愛がさめ分裂が起こり、犯罪が増え、漁業の町から魚がいなくなり、国が傾きました。クリスチャンたちが教派を越えて集まり、悔い改めの祈りの日々が続きました。国を挙げて神様の前に悔い改めて祈りだしたのです。すると、町に魚が返ってき、地が栄え、犯罪が消えた。最初の人アダムとエバの堕落以降、土地が呪われたように、私たちの罪の結果により、私たちの環境も祝福を受けることができないのです。ホセアの時にも同じでした。
私たち、アメリカに住んでいる人は何をするべきでしょうか。そうですね。愛がさめています、分裂が起きています。今、悔い改めて祈る時です。
★ フェイク宗教 v4, 5 Fake religion
4 だれもとがめてはならない。だれも責めてはならない。しかし祭司よ。わたしはあなたをなじる。5 あなたは昼つまずき、預言者もまた、あなたとともに夜つまづく。わたしはあなたの母を滅ぼす。4 “Now let no man contend, or rebuke another; For your people are like those who contend with the priest. 5 Therefore you shall stumble in the day; The prophet also shall stumble with you in the night; And I will destroy your mother.
外見がどうであれ、本質が神に従っていない。すなわち、宗教的ではあるが神を知らない。宗教的行事はすべてするし、見た目宗教人だけど、神の声を聞かず、サタンの声に聞き従っている状態。
白昼どうどうと罪を犯し、罪に鈍く、平気である様を言っている。また、夜に、隠れて罪を犯す。これは、隠れて犯しているから、人目に触れてないから罪が薄まるのでないですね。むしろ、確信犯。だめなこと知っててやるから、隠れてやる。人に隠れてグレーゾーンをすることは、白昼どうどうよりの場合は、躓いちゃったかもしれませんが、夜隠れての方が心の闇が深いかも知れません。
神は、宗教を商売化し、生きてゆく糧を得るすべにしている祭司たちを真っ先に指しています。
キリスト教は、誰の声を聞いているか? その声に従っている時に、良い実がなり、それによって周りの人が神を知るようになるものなのです。形じゃない。本質です。本質は、思想じゃない。哲学じゃない。行いが必ず伴います。
間の節は、また主を知ることに戻りますので飛ばします。
★ 罪によって満たされことは永遠にない v10 There is no fulfillment by sins forever
10 彼らは食べても、満たされず、姦淫しても、ふえることはない。彼らは主を捨てて、姦淫を続けるからだ。10 For they shall eat, but not have enough; They shall commit harlotry, but not increase; Because they have ceased obeying the LORD.
彼らは食べても食べても満たされず、姦淫してもそれによる繁栄はない。とあります。私たちは、罪を愛しているから、罪はやめられないのですが、それを続ければ続けるほど、満たされるどころか、もっとはらぺこになります。もっと渇きます。なのにやめられません。まるで奴隷のようです。
その奴隷状態から解放することができるのが、イエス・キリストです。
主を恐れることは、知識のはじめ。。。
イスラエルの罪の本質は、主を知らないこと、それは、主に聞かないことからくるのです。
今日、神の声を聞きましょう。今日、神の声を聞いたなら、心をかたくなにしてはいけませんと、聖書にもあります。主を知ることを求めましょう。
ぽ