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ギター余話

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「人間の覚悟」五木寛之著

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「人間の覚悟」五木寛之著
今日は朝から気温が高くなりましたねぇ・・・。
久しぶりの低気圧です。
片頭痛持ちの身としてはこの強力な変化はきつい・・・(ーー゛)
絶不調な一日でした・・・。

なにもやる気がしないので、
読みかけの本を一気に読んでしまいました。

なかなか面白く読みましたが、
考えさせられる内容でしたね。

かいつまんで書けば、

「諦める」は「明らかに究める」といいっています。
これはちょっとショッキングな言葉でした。
期待感や不安などには目を曇らせることなく、
事実を正面から受け止める。

「なぜ蟹工船」が読まれるか、
その日の食をどうしようかという層が読むのではなく、
やがて自分たちもその層へ落ちるのではないかと、
不安を抱えてる層が読んでいて、
それでブームになっている。

戦後50年は高度成長時代。
この時代、日本はエネルギー満ち溢れる、
「躁」状態の時代だった。
しかし、昇りつめれば下りがあるわけで、
いまは「鬱」の時代だと言える。

「鬱」の時代は閉塞感がっ強まり、
先を塞がれた若者が凶悪犯罪を起こしやすくなる。

登り続けて極めた後は下りが待っているのであり、
いま日本は下りの時代を歩んでいる、
こういう時はしっかり自分を見つめる時であもる。

体の内なる声、しかるに天の声を聴くべきだ。
自分がこれを絶対にやろうと決意するのは、
天の命が下ったということである。
たとえば何か話が来る、どうも気がのらない。
しかし、違う方向からの情報が入ると、
最初の「ピン」ときた状態はどんどん修正されてしまう・・・。
しかし、結果はほぼいい結果は出ない。
最初の気がのらないというのが天の声だったわけだ。
人間の予感というのは正しい場合が多い。

とても全部を書くことはできないが、
そうだなと思わせる内容ではある・・・。
五木寛之の宗教観も色濃く漂わせているが、
トータルした内容はかなり面白かったと言えると思う。

こういうふうにまとめるにはかなり難しい本だ。
平易に書いてあると思わせて、
実はかなり哲学的な内容を含んだ本なのだろう・・・。
#エッセイ #コラム #本 #詩 #読書

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keimi
keimiさんからコメント
投稿日 2010-01-29 10:14

「諦める」は「明らかに究める」・・・奥の深い言葉ですね。


新書好きの長男にススメます。

ワオ!と言っているユーザー

Toshiaki Nomura
Toshiaki Nomuraさんからコメント
投稿日 2010-01-30 05:10

この言葉にはガツンとくるものがあって何度もその部分を読みました。


今の世の中をしっかり理解する道しるべとなる本です。

若干難しいです・・・。

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 浬 
 浬 さんからコメント
投稿日 2010-01-29 14:02

読みかけの本を読もう、という天の声が聞こえましたか?

「ピン!」ときて この日は本を読むことにして正解だったみたいですね。(^^)

ワオ!と言っているユーザー

Toshiaki Nomura
Toshiaki Nomuraさんからコメント
投稿日 2010-01-30 05:12

そういうことです。

たんの声とはそういうことなんですね。

その声に従って正解だったということです・・・(^o^)丿

ワオ!と言っているユーザー

dote
doteさんからコメント
投稿日 2010-01-29 15:34

「諦める」は「明らかに究める」

こんな取り方も有るんですね
奥が深い

ワオ!と言っているユーザー

Toshiaki Nomura
Toshiaki Nomuraさんからコメント
投稿日 2010-01-30 05:13

まさに深い解釈ですよね・・・。


今を考えるいい本だと思いました・・・。

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エメラルド
エメラルドさんからコメント
投稿日 2010-01-30 05:53

読み応えのある本のようですね。

ワオ!と言っているユーザー

Toshiaki Nomura
Toshiaki Nomuraさんからコメント
投稿日 2010-01-31 08:54

読みやすそうに感じるのですが、

なかなかハードですね・・・。

ページ数のわりに時間がかかってしまいました・・・。

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