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国鉄では、ローカル線の割増運賃を導入することを検討し、実施することとなりました。 昭和35年3月22日に開通した指宿枕崎線(山川~西頴娃間) には割増運賃として基本賃率の1.75倍を課した運賃となっていました。 この方式は4線区に導入されましたが、翌年に新線建設補助特別措置法が成立するとこの制度は廃止されました。 新線建設補助特別措置法に関しましては、下記に関連blogを、最下段に条文を載せましたので参照願います。 なお、割増運賃制度は、後年ローカル線問題が再燃する中で導入されますが、こういった事例がすでに、昭和35年頃にはあったことを理解しておいて頂きたいと思います。 なお、この制度を見て...
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投稿日 2017-11-18 18:31
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三宮センター街にて、一夜限りのストリートディスコイベント
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投稿日 2017-11-18 11:28
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西武鉄道は、「くすのきホール」(埼玉県所沢市)などで、子ども向けイベント「スマイルサンタが贈るプラレールカーニバル」を12月23日(土・祝)と24日(日)に開催すると発表しています。時間は午前10時から16時までで、入場無料。「くすのきホール」会場への来場者全員に西武鉄道のオリジナルグッズが進呈され...
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この章では、国鉄解体問題の端緒となったとも言え、現在もその方策について広く論議されるべき対象であるローカル線問題についてお話ししたいと思います。 昨日投稿したのですが、誤って消してしまったので改めて投稿させていただきます。古くて新しい、ローカル線問題。(特に昭和30年代を中心として) 国鉄の経営は、戦後の復興と進駐軍(連合軍)輸送に追われ、インフレの高騰の中で赤字経営を続けていました。 昭和20年代の終わり頃もまだまだ、赤字体質からは抜けられず、運賃値上げなどを繰り返していました。 そんな国鉄に対しては、赤字に対する批判が強くなっていき、当然ローカル線に対する批判も強くなっていきました。 独...
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昭和36年度を初年度とする第2次5ヵ年計画は、輸送量の増加が当初予想を上回り、計画がこれをカバーしきれないことが確実となったほか、資材・用地・賃金等の高騰が当初予想の資金では不足をきたす結果となったうえ、三河島事故の発生で、安全面の投資不足が大きくクローズアップされるなど、昭和37年7月には第2次5ヵ年計画はまたまた修正を余儀なくされました。 そこで、政府は総理府に「日本国有鉄道基本問題懇談会」を設置し、審議の上意見書として5ヵ年計画の見直しを提言しました。 この提言に基づき、国鉄は第2次5ヵ年計画を39年度までで打ち切り、新たに昭和40年度から第2次計画の2.2倍に当たる、総額2兆9,720...
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投稿日 2017-11-16 18:11
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東京メトロ(本社:東京都台東区)では、地下鉄開通90周年感謝祭「TOKYO METRO 90 Days FES!」のスペシャル企画として、特別デザインの東京メトロ24時間券3枚と銀座線沿線の9つのデパートで使用できる特典クーポンが付いた「新春デパート巡り乗車券」を270円(1枚90円☓3枚)で発売します。 「新春デパート巡り乗車券」は、1932(昭和7)年から1941(昭和16)年まで発売し好評を博した「デパート巡り乗車券」を復刻したものです。今回の乗車券は、東京メトロ、東京メトロの前身である帝都高速度交通営団、東京地下鉄道株式会社の乗車券字紋をそれぞれ取り入れた特別デザインの東京メトロ24時...
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国鉄監査委員会(委員長は後の国鉄総裁に石田礼介氏)が発表した、昭和32年度監査報告書の序章で、「国鉄経営理念の確立」を唱え、公共企業体審議会の答申と、産業計画会議の勧告を正面から取り上げていました。以下引用すると 「監査委員会は、これらの意見に対して、必ずしも全面的に賛意を表するものではないが、国鉄は、このような批判の、よって生じる所以を深く顧みる必要がある。そもそも国鉄は公共企業体であるが、一つの企業体である以上、それが自主性をもち、企業性の発揮によって企業としての確固たる基盤を持たなければならないことは当然である。・・・・ 今や国鉄の経営刷新が強く要望されているこの時において、国鉄が公...
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投稿日 2017-11-15 17:26
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JRグループの公益財団法人鉄道総合技術研究所(鉄道総研)は2017年11月14日(火)、「忌避音」を利用した、鉄道車両と鹿の接触事故を防止する手法を開発したと発表がありました。鉄道総研が考案した「忌避音」は、鹿が仲間に危険を知らせる時に発する「警戒声」と、犬の鳴き声(咆哮音)を組み合わせたもの。警戒...
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〈産業計画会議の勧告〉公共企業体審議会答申からしばらく経った、昭和33年7月には、民間組織の産業計画会議が「国鉄民営化論」を発表、新聞社・評論家をあげて賛否両論が繰り広げられました。その際の勧告の要旨は以下のとおりです。「Ⅰ 国鉄を特殊会社とし、その経営に完全な自主性を与えよ」1. 現在の公社による国鉄経営には、運輸省、大蔵省、国会などからあまりにも制縛が多い。私鉄と対等の自主性を与え、経営者の経営責任を確立せよ。自主なきところに責任は存せず、責任なくしてはサービスの改善も能率の向上も行なわれえない。2. お役所仕事の弊をなくすため、特殊会社制度とする。政府出資に若干の民間出資を加えて数個に...
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投稿日 2017-11-15 10:05
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山陽電鉄は2017年11月14日(火)、「山陽電車3000号さよなら記念入場券」を発売しました。1965(昭和40)年から53年間にわたって運行されてきた3000系電車の ...