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投稿日 2016-12-04 19:24
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
日曜日、なぜだろう身体が動こうとしない力が抜けては緩んだ気持ちに寂しさと怖さが入り混じった夢ばかりを見てしまう死んだものたちが訪れてくる友人だの親だの犬や猫何も言わずに冷たく目の前で死んでいる辛さに身体の一部を口にすればずっと一緒にいれる、と馬鹿なことまで考えてしまうまったく身体が動こうとしない水分...
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投稿日 2016-12-03 16:42
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
あるひとに「詩がめちゃくちゃ楽しい」そういったら「あとは実益がついて来ればね」なんていわれた詩を書いていて利益を求める意味は悲しいひとはひとなんとか賞を受賞したとか本を出版して売れたとかひとはひとそこはまったくの励みにならないべつに否定しているわけでもないひとがそこで喜んでいれば僕も嬉しいひとはひと...
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投稿日 2016-12-03 14:44
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
共感に隠し味の違和感がなければそのひとに新しい風は吹かないということだあっ、と思ったところに苦味を感じて最初はミルクを多めに入れ違和感の緩和そして、本筋をしっかり味わう楽しみが私を動かし目的へと促す風に飛び出す思いの袋はパンパンあとはタイミングがわからない私はまだか、今なのか、それとも燻る捻くれ、は...
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投稿日 2016-12-03 00:07
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
。。。。。
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投稿日 2016-12-02 23:59
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
公園の鉄棒は歩き出し夢に縛られた僕は手も出せずズルズルと涙を流せばどこまでも繋がってゆく他所の川おい待てよ準備体操は念入りにして一等賞で両手を振ろうとしたのにブラブラテープは飛んでゆく乗っ取られた公園は斜めに傾きブランコはどこで止まればよいのか困ってしまいクルクル回って鎖は僕の首に絡まってしまうだん...
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投稿日 2016-12-02 23:22
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
僕らは生まれ時から戦う法則のもとに飛ぼうとする重力を知ることから戦いは始まる情緒の浮き沈みという繋がりから離れ個として得体の知れない世界で両手をバタバタさせて必死に飛ぼうとしなければ地球の重力に吸い込まれてしまうすでに今の僕は膝あたりまでアスファルトに埋もれ僕らは反骨遺伝子に正直であり吸い込みの流動に抵抗自分の中にある違和感を払拭し続ける生き物さあ 叫べさあ 飛べ忘れてはいけない最後まで戦うことを僕らは重力に勝つために生まれて来たカラダが地球に埋もれアスファルトから唇だけを出していても空に向かって笑え僕らは生まれた時から戦う法則のもとに飛ぼうとする...
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投稿日 2016-12-01 06:43
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
地球が回っても僕らは振り飛ばされることなく特殊相対性理論に則りズレズレの時間に踊っているとは言うものの僕らは踊らされているのかもだって、マーフィーの法則に従いズッコケて生きてしまうから可能性のあるところ数パーセントの確率があれば轍にだって嵌ってしまうんだからどうしようああ、どうしようなんて思うものな...
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投稿日 2016-11-30 06:48
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
世間からしてみれば小さいことであろうとも自分にとって喜ばしいことがあれば朝起きたときの体の重さが違う昨日の朝はどうしようもなくやる気のない重みを引きずって最悪だ、なんて呟き膝をカックンカックンさせ歩いているようだったそれに比べてどうなんだい今朝は間に合いそうもない電車へ走り乗ってしまうんだから一通の...
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投稿日 2016-11-29 22:02
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
それでもあなたの前ではわたしらしいのかも流れるままこころを揺らしたどり着いたのは虚しく汚れた天井の下日々を濁すためにカラダを揺らすあなたそこには愛なんてないけれど寂しさを紛らすかのようにわたしのカラダも揺れるあなたはひとつ唸ってわたしはひとつため息想い出したように紙でひこうきを折るあなた飛ばずに落ち...
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投稿日 2016-11-29 00:11
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
君は詩を書いているんだってそれってどこへ向かっているんだい自分が向かう場所がさぞ大層なところのように違和感ビンビンの男は言う訊いてみれば会社に貢献して自分が部長に昇進するとかいう話だ幸せを考えた時男の価値観はそこにあるのだから私がとやかく言うことではないでも、それってどこに向かっているのだろうあなた...