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投稿日 2016-12-11 18:47
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
目の前に一本の大木ひとつの世界風が吹けば揺れる葉っぱ一枚が一枚であるように僕らもひとりがひとりであるようにやはり歌を楽しんでいる光を浴びれば色づく葉っぱ一枚が一枚であるように僕らもひとりがひとりであるようにやはり絵を楽しんでいる雨に打たれれば垂れる葉っぱ一枚が一枚であるように僕らもひとりがひとりであ...
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投稿日 2016-12-10 15:48
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
誰かがどこかの時代にどこかで書いたような詩かもしれない共感できる感情を持つから当然といえば当然なのだが大して変わらなくてもよい僕らの心がどこかの時代でどこかで変わってゆくこと変わらないことそれを楽しみながら僕らを少しづつ変えてゆくのは詩の力なのだろう...
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投稿日 2016-12-09 20:24
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
おっと、嘆く前に想い出してみてよ子どもの頃に疑うことのない楽観の瞳で物事を見ていたことをまずは挑戦していた失敗は後からついてくる成功だって後からついてくる思っ切り走って転んだり、爽快にゴールしたりあの輝くスタイルを忘れるってなんだか悲しくはないかいねえ、そうだろうそれに輝く大人にならなくちゃ子どもに...
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投稿日 2016-12-08 09:22
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
僕の◯△◇Xどうか誰にも知られずXだけを抜き取っていったいなぜXなんてモノを僕たちに与えたのだろう苦悩がないとらしくない人間になる?ちっともわからないなあこの世界のプログラミングを間違ったんじゃないかなあ僕は自分でXを消し始めたら病人なんて言われてさたくっどうなっているんだよこの世界きっとXに耐えるゲームなんだなこのゲームは上手く操作できないよ誰か攻略法を教えてくれないかいお願いだよ僕はヤバすぎるんだよマジで誰かそれが無理なら スリープモードにしてくれないかでも電源はまだ消さないでほしい……...
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投稿日 2016-12-07 23:18
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
早期退職のお誘い これは職員の対象者に通知され私のところにも来た終身雇用、年功序列型賃金定年前に辞めてしまえば退職金が優遇されても生涯収入は減るに決まっている年金もどれだけ貰えるか分からない将来お得だよ、そんな通知には騙されないとはいえ、早期退職は希望制なので希望しなければ良いわけでリストラされるという事ではないしかし、早期退職の対象になっている自分ひとりいなくてもこの職場は変わらず機能する事は重々分かってはいるが社会の老朽したネジになった気分だ日本の平均年齢は八十歳を超えているし少子化による人口の減少で国力も低下やはり中年期、高齢期層の労力は必要不可欠なのだそれでも五十歳で早期退職のお誘いが...
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投稿日 2016-12-07 09:07
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
それが透明の魔物とわかっていても自ら微笑みながら吸い込んでゆく何かに縋らなくては起き上がることも出来やしない萎えた白を吐き出すその縋りは躊躇なく魔物に消され再び吸い込むことで委ね続ける憐れ忘れるほど寒に跪坐く...
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投稿日 2016-12-06 09:36
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
恋の歌を聴けばせつない詩を書いてロックを聴けば挑発的な詩を書いてパンクを聴けばアナーキズムを書いて演歌を聴けば操の固い詩を書いてレゲエを聴けば踊るような詩を書いてジャズを聴けばアドリブを楽しむ詩を書いてクラッシックを聴けば情緒的な詩を書いてヘッドフォンから次々に流れる音楽ランダムに設定しているから今...
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投稿日 2016-12-05 09:08
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
光を泳ぐ美しき埃窓を少し開ければ外へ外へと僕は地面を這うよう進み二次元のような時間を費やす重たい埃は地を這い前へ進みたまに後ろを振り返り積もれば地獄飛べば天国なのかそれなら僕は当面意思を足にして歩くことから始めよう...
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投稿日 2016-12-04 21:35
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
捥ぎ取って欲しいほどの痛み右手はもう使えなくなり痛み止めをどれだけ飲んだことだろうひとは何かしらの苦も背負いながらそれを乗り切ろうと進んで行くものわたしの場合頚椎の靭帯が骨化して神経を圧迫この原因がわからずに腕の痛みは続いた何件か病院を受診するが筋肉痛と言われ神経ブロックの注射を打つそれでも除痛は姑...
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投稿日 2016-12-04 20:29
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
僕は水面下で必死に筆を突くアヒル努力なんて言葉は知らないそんな嘘を隠してなるべく綺麗な作品を歌うために詩を作るひとりの世界でないもうひとりの詩でない僕は水面下で必死に筆を突くアヒル大きな湖で君にめぐり逢い歌う喜びに筆を突くアヒル詩ができたよさらりと書いてみたんだ...