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"#詩"の検索結果
  • 公園 図書館 駅前のロータリー そびえ立つ集合住宅 斜光により切られた生活 コンビニストアの百円コーヒー 餌を求めるハト 冷たいベンチ 関わりを遠ざけた時間 自分の存在を分解 堕落に水平のカッター 薄められた空に月と星 冷えた紙コップ 冷えたカラダ 冷めてゆく黄昏 終演 残像は暗闇 振り出しの帰宅...
  • 駅前のコスモスが揺れ

    そよそよと吹く風に揺られて コスモスは仲よく学芸会 僕らの組織とは違う ぎすぎすした縛りはないようだ どちらかというと 僕らは風に吹かれると ガムシャラになって進み 身を粉にして頑張るのだが コスモスは自然の力を受けながらも しなやかに柔軟で強かったりする 同じ地球に生きているのに 違う世界で生きて...
  • 理想の公園

    場所は自宅の近く とくに大きくなくてもよい どちらかというと 殺風景ぐらいのほうが落ち着く だけど、たくさんの木が茂っていて 風が心地よく吹き 日差しが葉の隙間から零れて 子どもはそこそこ賑やかでも大丈夫 どちらかというと話し掛ける ひとがいないほうがよい アイパッドに詩を集中して書くから でも、画...
  • 献血

    二十四年ぶりの献血 色あせたカードを差しだすと 「この古い献血カードを見るのは二度目です」 受付の方が今日はレアなものを見れて嬉しい そんな表情をしていた 机の引き出しを整理していると 懐かしい献血カードが出てきて 中を開くと十七回の献血をしていた 十代、二十代のころは ビスケットとジュースを飲みに...
  • 雨粒

    空を抜け 屋根を抜け 布団を抜け 私の体に落ち 昨日の抜け殻に 響いていた しんしんと 今日の始まりが 沁みてくれば 懐疑に心馳せが降る...
  • 友人として

    送った手紙はニ年前 今でも返事を待っている 彼にとって私は友人でなくなったのか 私にとっても彼は友人ではなくなったのか 彼は精神の病を持ち 三十年ほど病院で暮らしている 私とは半年に一度ほど電話で話をしていた そして、最後に話したのは 共通の友人が亡くなったことを私から伝えた時 「ハルオが癌で亡くな...
  • 性分

    なに成し遂げるわけでもない日々の徒然に、 燃え尽きた枯葉が僕を笑っています 曇りない充実を得るための夢は想像できず、 景色を眺めながらこころ泳がせて詩を認める 生きるための紐付け 充分に思えるのは時の力 押し寄せて重なってゆく、 過去の機微はとても恥ずかしいのですが、 それでも歌え歌えと今の自分を奮...
  • 僕らのfuture

    僕らの想像は どこか超えていない this time それでも進んでいる cheap ticket 聞こえない叫び 届かぬ心象は maybe maybe 手応えのない empty box 僕らはチューインガムを膨らまし 蹴飛ばす空き缶の roll over 露骨な若さを遠ざけ this time 知...
  • Oh, there's a butterfly! (ほら、蝶がいるわよ!)

    膨らんだり萎んだりするレゲエのリズム あんたの瞳が Ya-ya-yah あたいをひっぱる手がちょっと痛いけど 許してしまうのは Ya-ya-yah Oh, there's a butterfly! 緑が萎え風を感じる至福のウエーブ あたいの夢は No-no-non 今はあんたと時が流れて 感じてしま...
  • 『詩』

    iPadでお習字。。。
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