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投稿日 2021-08-16 21:12
Zak_Gassai-Bukuro
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zakkah
《”初耳の花”❖’21/08/16❖》クモキリソウ(雲切草)⇒シテンクモキリ(紫点雲切);日本固有種昔、浅間山麓にある湯の丸高原周辺の植物観察に幾度か訪れた事があった。浅間山の噴火によりできた湿原が、池の平湿原。ここは、高山植物の宝庫である。今は、環境整備され軽装で行けるようだが、訪れた頃は、人と会うこともなく静かだった。コマクサ・レンゲツツジ・ヤナギラン・マツムシソウ・リンドウ等、春から秋にかけて楽しめた。この周辺、数百種以上!?!の高山植物が記録されているらしい。夏(8月中旬?)に散策した折、可愛いラン科の植物と思える花を見つけた。帰宅後、調べてみるとクモキリソウ(雲切草・ラン科クモキリソ...
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投稿日 2021-08-14 23:21
Zak_Gassai-Bukuro
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zakkah
《”筮萩”大和市西鶴間❖’21/08/10❖》メドハギ(筮萩) ;初秋に草地などにメドハギが繁殖、控えめだがハギに似た花を沢山つける。一見、木の枝に見える茎が真直ぐに伸び一年で枯れてしまう、當に草の仲間。メド(筮)とは易占いに使う棒の事、かつては茎を用いていた(今は竹を用いている)。筮萩の茎高は、0.6〜1m位になり木質化する。伏毛があり、よく枝分かれする。葉は3小葉で枝に沿って密生。小葉は長さ1〜2.5cm、幅2〜4mmのくさび形〜倒披針形。花は葉腋に数個ずつつき、淡黄白色で長さ6〜7mm。旗弁に紅紫色の斑点がある。閉鎖花もでき、豆果は主に閉鎖花から出来る。萼歯は1脈が明瞭で、先が鋭く尖る。...
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投稿日 2021-08-14 12:25
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
とある駐車場の入り口脇ですが、遠目の車中から見たときには、灌木的な雰囲気の中で白色や赤桃色の花が目につきましたので「キョウチクトウ」かなと思っていました。近づきますと「花」と「葉」から【サルスベリ】だとわかり驚きました。どちらの色の花も、【サルスベリ】の由来となったつるつるした幹が見当たらず、枝は地...
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投稿日 2021-08-13 23:11
Zak_Gassai-Bukuro
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zakkah
《”薮蔓小豆”大和市西鶴間❖’21/08/10❖》ヤブツルアズキ(薮蔓小豆) マメ科(Fabaceae)学名:Vigna angularis (Willd.) Ohwi et Ohashi var. nipponensis (Ohwi) Ohwi et Ohashi.Phaseolus nipponensis Ohwi(basionym) ヤブツルアズキは、草地に生える蔓植物。蔓が長く草等に巻きつく様は、強生命力を感づる。茎や葉に黄褐色の毛がある。葉は3小葉からなり、小葉は、狭卵形~卵形で浅く3裂する。花は黄色で2個が合着して筒状の竜骨弁はクルリとねじれ、左側の翼弁がかぶさっている。右側の翼弁...
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投稿日 2021-08-12 23:02
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zakkah
《”蒴藋”大和市西鶴間❖’21/08/10❖》ソクズ(蒴藋・曽久豆) ; 草地などに生え、背丈が1.5m近くにまでなることがある大型な多年草。人の生活圏と森林との境目にある草地などで見かける。茎高1〜1.5m。葉は大型の奇数羽状複葉で対生する。小葉は5〜7個で長さ5〜17cmの広披針形または狭卵形、細鋸歯縁、先が尖る。。茎の先に直径3~4㎜の白花を多数つける。花冠は深く5裂、皿のように開出する。花には蜜はないが、オレンジ色(赤みを帯びた濃い黄色)の謎の壺が混じるのが特徴。これは蜜を溜めておく腺体らしく、アリ(蟻)が登って頭を突っ込むのを見掛ける。5個の太い雄蕊を突き出す。花姿は、ヒヨドリバナ(...
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投稿日 2021-08-12 10:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
昆虫を捕食する「食虫植物」の新種が、20年ぶりに北米の太平洋沿岸部で発見されています。カナダのブリティッシュコロンビア大学(UBC)と米ウィスコンシン大学マディソン校の研究チームが発表しました。(UBC)の発表によりますと、新種が見つかったのは米カリフォルニア州からアラスカ州にかけての太平洋沿岸部の...
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投稿日 2021-08-11 23:11
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zakkah
《”大千成”大和市西鶴間❖’21/08/10❖》オオセンナリ(大千成);ホオズキ同様に実を包む殻が乾燥すると、網のような脈を通し透けて見える実。その実は、赤色ではない。江戸時代に渡来し、観賞用に栽培されて来た。茎は直立し分枝する。茎高は、30~150㎝位で無毛。葉の大きさは色々、卵形~長楕円形、縁が...
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投稿日 2021-08-10 23:03
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zakkah
《”小牡丹蔓”泉の森❖’21/08/09❖》コボタンヅル(小牡丹蔓); ボタンヅルより小型という名前なんだろうが、花や葉の大きさはほとんど変わらない。葉が2回3出複葉。ボタンヅルは、葉が1回3出複葉という微妙な違い。共に在来種。葉の形は、広卵形で先は鋭り、大型の粗い鋸歯がある。茎は強いが皮は縦に裂け易く枝は、暗紫色を帯びる。葉は対生、長柄があり2回3出複葉。小葉は長さ2~4㎝、長楕円状披針形、先は鋭形、粗い鋸歯があり、両面に短毛がある。葉腋に短い円錐状の集散花序を出す。花は多数つき、白色、直径1.5~2㎝。花弁は無く4枚の萼片が十字形に開く。雄蕊は多数で萼片より短い。葯は長さ2~3㎜。蔓性の落...
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投稿日 2021-08-09 22:22
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zakkah
《”寒葵”泉の森❖’21/08/09❖》カントウカンアオイ(関東寒葵);徳川の家紋で有名なフタバアオイの仲間で寒い時期に青々と茂ることから寒葵名がある。日本には50種余りのカンアオイがある由。だが多くが絶滅の危機に瀕しているらしい。身近で見れるカントウカンアオイという種は冬咲きで、葉に隠れ地面すれすれに花を見せる。ましてや昨今の開花は、早まり夏頃に花を開花させる。周りの草花に隠れ見えずらい。所が、春に公園管理者が下草刈り、樹木の間引き等で林床がはっきり見えてきた。以前は見れなかった花を見ることができる様になった。寒葵も同じである。葉は互生し、卵形~卵状楕円形、基部は心形。形や大きさは変化が多い...
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投稿日 2021-08-08 21:50
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zakkah
《神奈川県での稀少植物”河骨”神奈川県海老名市内❖’21/07/24❖》コウホネ(河骨);池や湿地の中に咲く植物。何処ででも見れる花ではない。又、不可思議な花名だ。根茎が白く、骨のように見えることに由来するとか!?!中々、複雑な構造をしている。葉には薄くて半透明な水中葉と、厚みのある水上葉がある。冬期は水中に没している水中葉だけが残る。いずれもスイレンの葉を細長くした ような長卵形で、長い葉柄がある。水中葉は膜質で細長く、水上葉は光沢があり長さ20㎝位の長卵形、水面から出る(抽水形)。花は直径約5㎝の椀形。花弁状に見えるのが萼片で5枚。花弁はヘラ状で小さく多数。雄蕊多数、花糸の幅が広い。雌蕊の...