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投稿日 2022-05-18 20:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
<原田マハ>による『異邦人』(いりびと)は、『文蔵』に2012年5月号から2014年4月号までに連載されたのち、単行本が2015年2月24日刊行され、2018年3月8日に文庫本が刊行されています。同年、京都が舞台ということもあり第6回京都本大賞を受賞しています。 また、2021年11月28日より、<...
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投稿日 2022-05-13 21:05
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ファルコン
<小杉健治>の著作には、〈弁護士〉「水木邦夫」・〈検事〉「<江木秀哉>」を主人公とする作品が多々ありますが、本書『奪還』は〈弁護士〉「鶴見京介」を主人公とするシリーズ13作目になり、文庫本書下ろしとして、2022年4月30日に発売されています。 「有原和樹」の妻「恵利」が自宅で殺害されていたのを、「...
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投稿日 2022-05-10 21:05
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元警視庁、公安部公安総務課、内閣官房内閣情報調査室等の経歴を持つ著者<濱嘉之>の作品は、小説という楽しみ以上に、現在の日本の立ち位置を知る上での情報に満ち溢れていますので、残らず読破してきていると思います。 本書『群狼の海域』は、「警視庁公安部・片野坂彰」シリーズとして『紅旗の陰謀』に次ぐ4冊目とし...
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投稿日 2022-05-03 20:05
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本書『雨に消えた向日葵』は、2019年9月に単行本が刊行され、2022年3月10日に文庫本が発売されています。 著者<吉川英梨>は、『アゲハ 女性秘匿阿捜査官 原麻希』から始まる〈ハラマキ〉シリーズに始まり、女性公安官「黒江律子」を主人公に据えた『十三階』シリーズ、元警視庁の刑事「五味京介」が教官の...
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投稿日 2022-04-29 20:05
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『花酔い』以来久しぶりになる<村山由佳>の『嘘 Love Lies』です。2017年12月に新潮社より単行本が刊行され、2021年2月1日に文庫本が発行されています。 幼い頃に養父を亡くし、母「江梨子」の愛人「南条」から日常的に暴力を受けていた「刀根秀俊」に、中学二年のクラス替えの班分けで初めて気の...
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投稿日 2022-04-26 20:05
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<堂場瞬一>の「ラストライン」シリーズの第5作目となる『悪の包囲』は、文庫書下ろしとして2022年3月10日に発売されています。 第1作『ラストライン』では定年10年前の50歳でしたが、本書では54歳になっています。 警視庁サイバー犯罪対策課の<福沢一太>が、自宅マンションの部屋で殺害されます。本書...
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投稿日 2022-04-21 19:45
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著者<笹本稜平>(1951年10月9日 ~2021年11月22日)は好きな作家で、本読書記録で10冊以上は取り上げていると思います。残念ながら昨年末に亡くなられていますが、訃報は今年になってから発表されています。 本書『転生 越境捜査』は、『孤軍 越境捜査』に次ぐ「越境捜査」シリーズ第7作目として2...
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投稿日 2022-04-16 21:25
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この『歩道橋シネマ』は、『図書室の海』『朝日のようにさわやかに』『私と踊って』に続く、著者にとって7年ぶりの4冊目となる(連作を除く)短篇集です。〈小説新潮〉に発表した11篇を中心に、全18篇が収められています。 SFもファンタジーもホラーもミステリも青春小説も自由自在に書き分ける多彩な技量の持ち主...
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投稿日 2022-04-12 20:05
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本書『人面瘡探偵』は、2019年11月に単行本が刊行、2022年2月9日に文庫本が発売されています。 主人公の相続鑑定士の「三津木六兵」の右肩には、5歳の時のケガから傷跡が顔に見える〈人面瘡〉が寄生しています。「六兵」は頭脳明晰な彼を〈ジンさん〉と名付け、何でも相談して過ごしてきました。 信州随一の...
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投稿日 2022-04-09 20:25
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建築設計にかかわる立場として近代的な集合住宅のさきがけとなりました「同潤会代官山」に目が留まり、著者が『ビブリア古書堂の事件手帳』シリーズの<三上延>とあらば、手にしないわけにはいかない2019年4月単行本が発行され、2022年2月1日に文庫本として発売されています『同潤会代官山アパートメント』でし...