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投稿日 2022-03-12 20:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
著者<葉室麟>は、2012年『蜩ノ記』で第146回直木三十五賞を受賞、江戸時代を舞台に武士の生き様や矜持を描きながら市井の敗者や弱者の視点を大切にした歴史時代小説を多く残しています。 2017年(平成29年)12月23日66歳で没後、江戸時代から明治へと時代が変わる世相を描いた『約束』の原稿が見つか...
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投稿日 2022-03-05 20:05
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ファルコン
本書は、2021年10月1日より公開されました<瀬々敬久>監督の『護られなかった者たちへ』の原作で、2018年1月にNHK出版により単行本が刊行され、加筆修正のうえ2021年8月4日に文庫本として発売されています。 仙台市内で誰もが口を揃えて「人格者」だと言う、仙台市の福祉保険事務所課長「三雲忠勝」...
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投稿日 2022-02-22 21:05
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ファルコン
著者<南英男>の作品としては、刑事を主人公とした作品を多く読んできていますが、本書『稼ぎ屋稼業』は、38歳にして着ぐるみ役者の「成瀬和樹」と72歳のゴーストライター「磯村暁」のふたりが織りなす裏稼業のクライムサスペンスとして、2002年7月に刊行され、2021年12月15日に本書の文庫本として発売さ...
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投稿日 2022-02-03 20:05
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ファルコン
『感染』で第1回小学館文庫小説賞を受賞し、医療ミステリーの第一人者として、『治験』・『細胞異植』などを詠んできています<仙川環>の『鬼嵐』です。2018年に単行本として刊行され、2021年12月12日に文庫本として発行されています。女医の「及川夏未」は、東京の大学病院での感染症研究者生活の軋轢から挫...
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投稿日 2022-01-26 20:25
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ファルコン
呑み助さんとしては「居酒屋」というタイトルで手にしました<山口恵以子>の『ゆうれい居酒屋』です。文庫書下ろしとして、2021年12月10日に発行されています。 著者の<山口恵以子>さんは、44歳のときに丸の内新聞事業協同組合の社員食堂に勤務(役職は調理主任)。新鷹会会員となり小説を書き、2007年、...
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投稿日 2022-01-22 20:45
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ファルコン
著者<葉室麟>(1951年〈昭和26年〉1月25日~2017年〈平成29年〉12月23日)ということで亡くなられていますが、没後の2020年秋に署名入りの原稿が発見された青春歴史小説『約束』です。2021年12月10日に文庫本として発売されています。 敗者や弱者の視点を大切にした武士や農民の生きざま...
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投稿日 2022-01-15 19:05
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本書『夢の島』は1999年9月に双葉社から単行本が刊行され、双葉文庫・講談社文庫を経て、2021年11月25日565ページと厚みのある集英社文庫として発売されています。 母と離婚して24年間音信不通だった父が亡くなったとのその知らせを受け、駆け出しのカメラマン「絹田信一」は、父「洋介」の最後をみとっ...
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投稿日 2022-01-07 20:05
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ファルコン
著者<望月諒子>さんの『蟻の棲み家』は、神戸市西区に在住と知り始めて手にしました著作です。2018年12月21日に単行本が刊行、2021年11月1日に文庫本が発売されています。銀行勤務を経て、学習塾を経営。2001年、『神の手』を電子出版で刊行し作家デビュー。2010年、ゴッホの「医師ガシェの肖像」...
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投稿日 2021-12-28 22:05
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今年の読書は目標にしている104冊に到達できませんでした。 本年度の第19回『このミステリーがすごい! 』大賞受賞作の『元彼の遺言状』は、金に目がない凄腕女性弁護士が活躍する、遺産相続ミステリー!です 「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という奇妙な遺言状を残して、大手製薬会社の御曹司「森川栄治」...
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投稿日 2021-12-24 20:25
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まさに著者<堂場瞬一>が読売新聞東京本社に入社、社会部記者としての経験が生かされた新聞記者を主人公に据えた『帰還』は、2019年4月に刊行され、2021年11月10日に文庫本が発売されています。 東日新聞の四日市支局長の「藤岡裕巳」が、工場の夜景を撮影中に水路に転落して溺死してしまいます。警察は事故...