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投稿日 2012-10-14 14:20
季節の匂い
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紫
子どもたちが小学生の頃、童話館ぶっくくらぶで、毎月本を取っていました。その時に届いた本です。わたしは、未読でした。読書の秋になって、何か本が読みたくて・・・手に取りました。あなどるなかれ児童書です。児童書の中でも素晴らしい作品がたくさんあります。これは、何も考えずに楽しめる本です。お江戸のものがたり。内容(「BOOK」データベースより)花のお江戸は本所・亀沢町のとある長屋に、大仏の千次という岡っ引きがすんでいました。この千次親分、捕りものの腕はさっぱりで、これまで、手がららしい手がらをたてたことがありません。そのぶん、むすこの百太郎がまァよくできた子で、おやじ顔まけ。寺子屋の師匠秋月先生をはじ...
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投稿日 2012-10-12 20:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
『クライマーズ・ハイ』の著者横山秀夫が、群馬の上毛新聞の記者であったことは、ファンであれば承知の事実です。新聞社の組織構造、真の報道とは何かを考えさせられた一冊でしたが、この『虚報』も、同じ新聞記者出身である<堂場瞬一>の力作です。大学教授<上山>の自殺サイトがきっかけで、集団自殺事件が起こり、真相...
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投稿日 2012-10-11 11:31
季節の匂い
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紫
『水のかたち 上』 宮本輝・著 集英社内容(「BOOK」データベースより)東京の下町で暮らす平凡な主婦、能勢志乃子。50歳の誕生日に、近所の古い喫茶店で、年代ものの文机と茶碗と手文庫を貰い受ける。後日、その茶碗の驚くべき価値が判明して、志乃子は骨董の世界に足を踏み入れていく。予期せぬ出会いと友情が引き寄せる、新たな人生の喜び―生の希望に満ちた、傑作長編小説。 主婦志乃子は、中一の時に三好のおじさまから聞いた言葉を座右の銘にする。『心は巧みなる画師の如し』心に描いたとおりになっていくってことなのよ。心には、そんな凄い力がある・・・。だから不幸なことを思い描いちゃいけない。悲しいことを思い描いちゃ...
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投稿日 2012-10-08 20:01
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
一成会若頭補佐で花房組二代目組長
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投稿日 2012-10-08 10:10
日々是勉学
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らっち
2012年9月の読書メーター読んだ本の数:17冊読んだページ数:3466ページナイス数:24ナイスTouchdown (タッチダウン) 2012年 10月号 [雑誌]の感想シーズン到来読了日:9月1日 著者:ビジネスマンの基礎知識としてのMBA入門読了日:9月2日 著者:早稲田大学ビジネススクール,内田和成,杉浦正和,西山茂,根来龍之,法木秀雄,守口剛,山田英夫,遠藤功,太田正孝,大滝令嗣,木村達也爆笑問題のニッポンの教養 ヒトはなぜ死ぬのか? 生化学 (爆笑問題のニッポンの教養 5)の感想死から生を考える 気になる一連。死によって生が更新されることによって、新しい芸術、文化、思想、人間が生き...
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投稿日 2012-10-04 20:19
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
前作 『感染遊戯』 では、主人公である<姫川玲子>は直接登場することなく、同僚刑事たちが中心の小説でした。今回の『インビジブルレイン』では、元気な<姫川>主任が活躍を見せてくれますが、暗いトラウマを持つ彼女がちょっぴり恋心をいだく場面もあり、意外性ある性格を垣間見ることができます。暴力団のチンピラが...
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投稿日 2012-10-01 20:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
前作 『グッドナイト マイ・ダーリン』(悪女ジュスティーヌⅠ) に続く続編です。ミステリー小説ですので、前作の時にはあらすじが書けませんでした。恋人が企画するジャングルツアーに同行した<ジュスティーヌ>ですが、若い女性カメラマンとの関係に嫉妬を覚え、恋人を毒矢で、カメラマンをナイフで殺害してしまいま...
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投稿日 2012-10-01 15:11
季節の匂い
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紫
『あんじゅう』~三島屋変調百物語事続宮部みゆき・著 出版社: 新人物往来社~内容紹介~一度にひとりずつ、一話語りの百物語の聞き集めを始めた三島屋伊兵衛の姪・おちか。 彼女のもとに不思議話を携えて様々な人がやってくる。 ある日、おちかは本所亀沢町の手習所<深考塾>の若先生・青野利一郎から 「紫陽花屋敷」と呼ばれる空き屋敷にまつわる不思議な話を聞く。 それは、<深考塾>の大先生である加登新左衛門・初音夫婦と、 草鞋に似た真っ黒な固まりである暗獣<くろすけ>との 交わりであった。 人を恋ながら、人のそばでは生きられない<くろすけ>とは……。 表題作をはじめ4話収録。2008年8月『おそろし』~ 三島...
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投稿日 2012-09-27 20:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
スウェーデンのミステリー大賞を1998年に受賞した作品ですが、一般の謎解き小説とはまったく趣きが違う作品の構成で、集英社文庫から昨年の7月に刊行されています。俗に言うフラッシュバックの手法で話しが進みますが、過去と現在という分かりやすい構成ではなく、数多い出来事が時系列関係なく展開されてゆきますので...
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投稿日 2012-09-24 20:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
1962年北九州市に生まれた著者のようですが、初めて手にした一冊です。小説ではなく、「怖い話」をまとめたエッセーに近い形式ですが、飽きずに楽しめました。文中にも出てきますが、広告の営業や水商売、デザイナー、コピーライター、専門学校講師など、さまざまな職歴を経験されて、2000年『再生ボタン』で作家デ...