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投稿日 2012-12-07 20:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
かっては「ウサギ小屋」だと海外から揶揄された時代がありましたが、最近は耳にすることもなくなりました。現在では「ネットカフェ難民」などという言葉が、一人歩きしているようです。人間が生活をしてゆく上で、住宅の広さの適正規模が存在するものかは、住宅の設計を生業としていながら難しい問題のひとつです。著者は、...
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投稿日 2012-12-05 20:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
(新潮文庫)では、 『いつか陽のあたる場所で』 に続く、著者の40冊目に当たる本書です。一般の小説の形式を取らずに、作家の<乃南アサ>が問題定義をする犯罪小説を書き、その犯人に対する刑法上の解釈を、甲南大学法科大学院で刑法の講義をしながら弁護士業務もこなしている<園田寿>さんが、解説をするという形式...
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投稿日 2012-12-05 19:30
日々是勉学
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らっち
読めなくなってきた・・・2012年11月の読書メーター読んだ本の数:5冊読んだページ数:964ページナイス数:24ナイス一流の品格、三流どまりの品格の感想格好良く生きるためにどのように行動すべきかを考えさせられた。心がけが大事なんだと思う 気になる一文:一流の品格を身につけるための心構えは、まず「人に迷惑を掛けない」ようにすることだ/コミュニケーションは、情報を送り出せばよいとする発信主義ではなく、受ける側がきちんと「咀嚼」することを目的とする受信主義を信奉しなければならない/「言葉は身の丈」といわれている。言葉にその人の品格が表れてくるのである/恩は売るものでも着せるものでもない。相手が好意...
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投稿日 2012-12-02 20:19
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
プロ棋士養成機関の奨励会、6級から三段までを6年間という早やさでのぼり、中学3年生でプロ棋士としてデビュー、将棋界始まって以来の全タイトル「七冠制覇」を達成している著者です。将棋を指すことはありませんが、勝負の世界として囲碁や麻雀をたしなんできた身としては、相通ずる気持ちで読み通せました。小学2年生...
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投稿日 2012-11-30 20:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
主人公は12歳の少年<スティーヴン>で、19年前に起きた連続児童殺害事件の犠牲者として殺された、母の弟<ビリー>の遺体を見つけようと、野草の茂る荒野に出かけてはシャベルで掘り返しています。被害者の母である祖母は、毎日を鬱積した気持ちで過ごし、母も弟への愛情が、同じ年頃になった長男<スティーヴン>と重...
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投稿日 2012-11-30 14:01
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
本日をもちまして、書店【神文館】が閉店です。初代のお店は新開地本通りにあり、一時期は本店とこの新開地タウン店のニ店舗の営業でした。わたしがはじめて親父さんから書籍を買ってもらったのが小学一年生のときで、新開地本通りの【神文館】でした。『豊臣秀吉』と『レ・ミゼラブル』です。あれから何千冊と本を読んでき...
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投稿日 2012-11-28 20:23
takeの電気式日記
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take
マラソンはゆっくり走れば3時間を切れる!という本を読んでみました。ゆっくり走るのはポイント練習(追込み練習)の後の事。我流でサブスリー(フルマラソンを3時間以内で走る事)を目標にしているなら、必読の1冊だと思いました。怪我を恐れてビビっていた自分には目から鱗が落ちる思いです。...
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投稿日 2012-11-27 20:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
十分に読み応えのある、骨太の警察小説でした。<K・S・P>とは、歌舞伎町特別分署の略称で、著者の想像した架空の警察部署です。犯罪の多い地域として、主人公の刑事<沖幹二郎>以下3名の部下でもって歌舞伎町界隈を取り締まるのですが、近隣各署と縄張りが違いますし、同じ署内でも捜査一課とは反目しあっています。...
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投稿日 2012-11-24 20:19
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
スポーツ紙の元記者として、プロ野球などに精通しているだけに、野球賭博が主題のスポーツ小説かと思いながら読み始めました。主人公<浪岡龍一>は、少年時代から名の売れたピッチャーで、甲子園の出場を経て、プロ野球チーム「スターズ」のエースとなります。東京オリンピックを境に、高度成長してゆく時代を背景に暴力団...
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投稿日 2012-11-20 20:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
江戸・本所深川で立て続けに起こった三件の縊り事件は、みな共通の手口に見え、主人公である同心<柊夢之助>は犯人と思える男<勝蔵>に、幼馴染である仲間の同心<尾形兵庫>との協力で辿り着きます。が、<勝蔵>はみずから自身番に名乗り出てきます。妙にすがすがしい顔色の<勝蔵>を見て、何か裏がありそうだと感じた...