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投稿日 2012-11-17 20:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
今回の『ピンクの雨』(2009年12月刊行)は、阪神・淡路大震災から復興をとげた、12年後の神戸の街を舞台に描かれています。震災で家を失い母を亡くした6歳の<神崎真子>は、叔母に連れられイギリスに移住しますが、叔母の夫によって性的虐待を受け家を飛び出し施設で育ちます。震災の時に父親は別の家庭で生活を...
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投稿日 2012-11-14 20:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
主人公の<麻之助>は、江戸の神田で8つの支配町をもつ古名主、<高橋宗右衛門>の22歳になる跡取り息子です。若い頃は親も自慢の才気あふれる若者でしたが、16歳を境に突然お気楽な極楽とんぼの生活が始まりました。同じ古名主の跡取り息子でもあり幼馴染の<八木清十郎>や、今は同心見習いをしている<相馬吉五郎>...
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投稿日 2012-11-14 06:00
日々是勉学
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らっち
ペースが落ちてきた2012年10月の読書メーター読んだ本の数:12冊読んだページ数:1902ページナイス数:43ナイスIMA(イマ) Vol.1 2012年8月29日発売創刊号の感想自分を「芸術好きおじさん」と勘違いするために覧た。トーマス・デマンドの作品に一目惚れ。菊地成孔のエッセーも読めたし、おなかいっぱい 気になる一文:それはゲイ/レズビアンとディズニーランドとカーと、中南米への不安とを、ロックンロールを触媒に図像学的に一つにまとめてしまっている最初の一枚であり、そしてこうした姿は量産され、あっという間に、最もありきたりな物になって行くのである/入国審査とインタビューの時以外で自分を定義...
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投稿日 2012-11-11 20:19
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
歴史と文化のある古都「京都」ですが、世界的な観光都市でもある反面、利権とお金のからむ裏社会が存在しているのも事実です。ルポルタージュとして、各章の書かれた年代は1990年代前半からですが、当時は事件を聞いても関係なく見過ごしていました。京都政財界の黒幕<山段芳春>、暴力団・会津小鉄会<高山登久太郎>...
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投稿日 2012-11-08 20:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
女刑事<八神瑛子>を主人公にした 『アウトバーン』 では、女刑事らしからぬ小気味のよい行動で楽しませてくれた、深町秋生の『ダブル』です。今回は「クールジュピター(CJ)」というドラッグを不法に売りさばく組織の殺し屋として働いていた<刈田>は、弟が組織の掟を破り(CJ)を愛用しているのを知り、元恋人の...
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投稿日 2012-11-05 20:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
日本の国会運営も、解散がらみの足の引っ張り合いばかりで呆れてしまいますが、またこの議員たちを選んだのも国民の責任でもあります。今回取り上げました高嶋哲夫の『衆愚の果て』は、国家全体のことよりも、「落選すればただのひと」のパロディー本として、痛快に楽しく読み終えれました。主人公の<大場大志>は、高校時...
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投稿日 2012-11-03 20:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
本書は7話の短篇から構成されている、江戸時代を舞台にした時代小説です。タイトルの『あんちゃん』は、最終編として組まれていました。「明治は遠くなりにけり」といわれますが、それ以前の庶民の暮らしぶりは、人情と義理が基本にありますので、読んでいて安心感があります。機会化された現代生活も文明の面から見ると凄...
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投稿日 2012-11-02 11:02
四季織々〜景望綴
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keimi
★内容紹介★塩が世界を埋め尽くす塩害の時代。塩は着々と街を飲み込み、社会を崩壊させようとしていた。その崩壊寸前の東京で暮らす男と少女。男の名は秋庭、少女の名は真奈。静かに暮らす二人の前を、さまざまな人々が行き過ぎる。あるときは穏やかに、あるときは烈しく、あるときは浅ましく。それを見送りながら、二人の中で何かが変わり始めていた……。第10回電撃大賞<大賞>受賞作にて有川浩のデビュー作でもある『塩の街』が、本編大幅改稿、番外編短編四篇を加えた大ボリュームでハードカバー単行本として刊行される。 中学生のお孫さんがいるブックヘルパーさんが「結構おもしろかった!!」と勧めてくださったので、読んでみました...
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投稿日 2012-10-31 21:30
神戸角打ち学会(至福の立ち呑み)
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神戸のおいさん
週間ポストより連絡が入りました。5月より打ち合わせをしてきました。大分 『御手洗酒店』 の取材日が決定!11月27日(火)です。取材班は当日、夕方5時半ぐらいから取材を始めるとのこと。時間を掛けて御手洗酒店の魅力を探ると言ってます。これでまた角打ちの素晴らしさが全国に発信できます。御手洗酒店さん、大...
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投稿日 2012-10-30 15:26
つれづれなるままに
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高橋京太
今日もまた運転しながらハーベストタイムのメッセージステーションで「メシアの生涯」を聴いていました。中川健一先生のメッセージは約1時間ですが、時間を忘れさせるほどのめりこませてくれます。この日の結論では、「主イエスの説教から学ぶ」こととして、なんと「神学校での説教学」をご教授くださいました。益のある...