【矛盾】改正道交法
6月
2日
免許取消処分を受けた場合、再度取得するまでの期間も延びる。
2年だった酒酔い運転が3年に、最長90日の免許停止だった酒気帯び運転が2年に、それぞれ引き上げられる。
一方、先日の井の頭線永福町駅ホームで主婦(59)が腕を引っ張られ、発車直前の電車の前に落ちた事件では、殺人未遂容疑の現行犯で逮捕された大学生が、かなりの酒を飲み「人にぶつかって線路に落ちた記憶がある」とした上で、「そういうことをしたのであれば、申し訳ない」と話している。
このケースは、酒を飲んでいたためという主張が認められ、減刑されるケースだ。
酒が理由で、罪が重くなったり、軽くなったり。
いったい、何なんだ?
いっそ、「酒を飲んだら犯罪だ」と言ってくれたほうが分かりやすい。
福岡の事例を根拠に、世論に受けが良い事ばかりをやられては、とんでもない矛盾した国になる。
厳罰化は、自らの首を絞めることでもあることを、全ての人が知るべきだ。
朝、車に乗り、あなたの吐息から0.15ミリグラムのアルコールが検出されないと、誰が保証してくれる?
写真は、インドヒマラヤ。
ロータンパスあたりだったと思うが、その検問所。飲酒検問はない。